社内コミュニケーション不足は深刻な経営問題につながる

職場には色々な人が集まっています。考え方、価値観も様々です。もしその人達が好き勝手に業務にあたったら、様々な問題が発生することが想定されます。そしてその問題は企業に致命的な損失を与えかねません。

近年社内コミュニケーションが注目されています。社内のコミュニケーションがトラブルなど問題を未然に防止するということもわかっています。

今回は、社内コミュニケーション不足に起きる問題と改善方法について解説をしていきます。

社内コミュニケーション不足が経営危機の引き金にも

与えられた仕事をこなすだけ。隣の席の人とも話をしない。他の人が何をしているのか知らない。そもそも会社がどんな事業に取り組んでいるのかも理解していない。

そんな社員が集まった職場はさまざまな危険性を抱えています。

この状態を作り出している原因は社内コミュニケーション不足です。このような社内コミュニケーション不足の状況では、正しい顧客対応ができず、プロジェクトの進捗も理解せず、その結果顧客から不信感を抱かれることもあります。

社内コミュニケーションが無い社内環境は、社員一人ひとりが孤立している状態です。この状態はお互いの監視も行われないため、不正行為が発生する危険性があります。

まずは改善したい「縦のコミュニケーション」

社内コミュニケーションというと同僚と仲良くというイメージが先行してしまいがちです。仲良く、楽しく仕事ができるようにする。間違いではないですが、その様子を疎外された上司が遠くで眺めている状況はよくありません。

上司が「これやっといて」と作業の内容だけ伝え、業務の全体像などを説明しない。また、やたらとノルマや納期だけを強調して仕事を投げる。そのような仕事の進め方は決してよいとは言えません。

この状態は”上司”と”部下”という組織的な関係性だけで、人間的な関係性が希薄な状態です。組織を運営する上で、まず解決すべき問題と言えます。

上司と部下の縦のコミュニケーションは、実は同僚同士の横のコミュニケーションよりも重要と言えます。

会社のことも仕事のこともよく知るのは上司です。部下からしたら、本当に学ぶべきことは上司が知っているのです。部下はそこから学ばなければならないですし、それが会社の文化を次の世代へと繋いでいくのです。

縦のコミュニケーションの新常識「1on1」

この縦のコミュニケーションを活発にさせるための取り組みとして近年導入企業が増えているのが、「1on1」と呼ばれるミーティング形式です。

上司と部下が一対一でミーティングを行い、部下の業務に関する悩みや、仕事に対する不満などを聞き出すのが目的です。「気にかけてくれる上司がいる」という気持ちから、離職率も低減するとされています。信頼関係の構築のきっかけにもつながります。

逆に上司は会社の理念やビジョン、仕事に対する心構えなど、会社が目指す姿を明確に伝えることができます。このビジョンの縦の共有こそが社内のコミュニケーションを活発にさせる大切な要素なのです。同じビジョンを共有している組織にはチーム感が生まれ、必然的にコミュニケーションも生まれます。

チーム感が生まれてくると、他の人がどのような仕事をしてるのか興味を持つようになります。チーム全体が進んでいる方向性が見えるようになると、自分の仕事と他の人の仕事がリンクしていることがイメージできるようになるからです。

社内コミュニケーションの活性化は生産性向上につながる

社内のおしゃべりが増えたら生産性は下がるのではないか、と不安に思う方もいるかと思いますが、実は社内コミュニケーションは生産性向上にも効果があります。

社内コミュニケーションが活性化されると、社員同士がお互いのことをよく知るようになります。すると例えば苦手な仕事を振られた時に、分かる人にすぐに聞きに行くことができるようになります。

また今誰がどんな仕事をしているのかわかることで、全体の業務の進捗状況を管理しやすくなるのです。

社内の社員一人ひとりの特性や得意なことなどを皆が共有していることで、生産性の向上も期待できるようになります。

社内コミュニケーションのあり方を再考しましょう

社内コミュニケーションが活性化されることで生産性の向上や顧客からの信頼獲得など多くのメリットが得ることが出来ます。逆に、社内コミュニケーションが不足していれば、今回ご紹介したように社員や社外パートナー、顧客の心が離れていき、経営がうまく回らなくなることもあります。

現在の自社内や自部署内の社内コミュニケーションを把握し、自分たちにとって最適な社内コミュニケーションのあり方を模索してみてください。

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