テレワークは終焉?出社回帰トレンドだからこそ知るべきビジネスチャット活用方法

多様な働き方として注目され、一気に普及したテレワークや在宅勤務。しかし近年、国内外の多くの大企業がテレワークの推奨を廃止し、リアルな「オフィス出社」へと揺り戻す動きを見せています。

では、オフィスに出社する働き方へと戻る今、これまで導入してきたビジネスチャットは不要になるのでしょうか?

答えは「ノー」です。むしろ、全員が同じ場所にいなくなったハイブリッドな環境や、出社によって再び発生する「非効率なアナログ業務への逆戻り」を防ぐために、ビジネスチャットはこれまで以上に強力なインフラとしての価値を発揮します。

この記事では、テレワークが転換期を迎えた現代において、リアルとデジタルの融合を図り、組織全体のパフォーマンスを最大化するための新しいビジネスチャット活用方法を分かりやすく解説します。

転換期を迎えた働き方:テレワーク「廃止・出社回帰」が進むリアルな背景

テレワークが定着した一方で、なぜ今、多くの組織が出社勤務へと方針転換しているのでしょうか。その背景には、実際に離れて働いてみて浮き彫りになった2つの課題があります。

⒈ お互いの顔が見えないことによる「組織の遠心力」

メンバー同士が物理的に離れることで、個人の業務は進むものの「チームとしての一体感」が薄れやすくなります。「隣の人が何に悩んでいるか分からない」という状態が続くと組織の結束力が弱まるため、対面での対話を取り戻そうと出社回帰が進んでいます。

⒉ 偶発的なアイデアやスピード感の低下

ちょっとした立ち話や雑談から新しいビジネスのアイデアが生まれるケースは少なくありません。すべての連絡がチャットや会議を介して行われるテレワーク下では、こうした偶発的なコミュニケーションが極めて発生しにくくなります。

オフィス回帰で露呈する「新たな分断」とビジネスチャットが必要不可欠な理由

「全員を毎日オフィスに戻せばすべて解決する」わけではありません。安易に昔ながらのアナログな体制に逆戻りしてしまうと、かえって業務の効率が落ちてしまいます。ビジネスチャットを手放してはならない大きな理由は3つあります。

  • ⒈ 出社とテレワークの混在による「情報格差」の発生週に数日だけ出社する人、外回りが多い人、在宅勤務の人などが複雑に入り乱れる職場では、「オフィスにいるメンバーだけで勝手に方針を決めてしまい、その場にいなかったメンバーが蚊帳の外に置かれる」という最悪の分断が発生します。
  • ⒉ かつてのアナログな「非効率業務」への逆戻り出社回帰に甘んじて「大切な承認は紙に判子を押す」「報告のためだけに長時間の会議を開く」といった昔の習慣に戻してしまっては、これまでのデジタル化の歩みがすべて無駄になります。
  • ⒊ 「誰が今、どこにいるか分からない」ストレスの解消「ある人は出社、ある人は自宅、ある人は客先」という現在の方が、実はお互いの居場所の把握が難しくなっています。「〇〇さんに今話しかけても大丈夫か」を確認するためだけに、余計な電話やメールのやり取りが発生しがちです。

リアルとデジタルを融合させる!現代 of ビジネスチャット活用4つのアプローチ

出社とテレワークが混在し、組織の在り方が変わりつつある今。メールの代わりに文字を送るだけの使い方から脱却し、リアルな対面価値とデジタルの即時性を掛け合わせるための新しい4つのアプローチを提案します。

⒈ 立ち話で決まった方針を「チャットへ逆流」させる

  • 【概要】:対面で盛り上がったアイデアや方針決定が、その場にいないメンバーに伝わらない「情報のブラックボックス化」を防ぎます。
  • 【実践策】:立ち話や会議で決まったことを、その場にいたメンバーが「A案で行く方向になりました。詳細は後ほど共有します」とチャットグループに一言ポストする。
  • 【もたらす変化】:全員が常に「最新の意思決定プロセス」にリアルタイムでアクセス可能になります。

⒉ 「気配の自己開示」で相手の状況を思いやる

  • 【概要】:ハイブリッド環境や出社推奨が進む中で最も発生しやすい「今、あの人はどんな状態か」を見える化し、話しかけるハードルを下げます。
  • 【実践策】:「これから外出します」「自宅にて〇〇の集中作業に入ります」といった簡単な状況やロケーションを、チャットのステータスや専用チャンネルに投稿する。
  • 【もたらす変化】:不要な気遣いの時間がなくなり、お互いにスムーズに話しかけられる環境が整います。

⒊ 対話の履歴を会社の「ナレッジ」として半自動でストックする

  • 【概要】:チャット内で行われた有益な質問への回答やトラブル解決のプロセスが、時間が経つと会話のタイムラインに流れて消えてしまうのを防ぎます。
  • 【実践策】:メンバー間で役立つナレッジや会話が交わされた際、特定の「スタンプ(例:💡)」を押すと、あらかじめ連携したスレッドや専用の保管場所に自動で整理される仕組みを作る。
  • 【もたらす変化】:新メンバーが入ってきた時の引き継ぎや、過去の解決方法を検索する手間がゼロになります。

⒋ 「会話の場」からダイレクトに「タスク」を切り出す

  • 【概要】:対面会議やチャット上の対話の中で「これ、誰がいつまでにやります」と合意したはずの役割分担が、うやむやになってしまうトラブルを防止します。
  • 【実践策】:チャットのタイムライン上で役割と期日を決めたメッセージを、別画面に移ることなくその場で「タスク」として登録する。
  • 【もたらす変化】:会話がそのまま確実な実行へと移り、指示の漏れや「言ったはずなのに誰もやっていなかった」というミスを排除できます。

ハイブリッド&出社回帰時代に導入すべきおすすめビジネスチャット5選

出社回帰の流れが進む現代の組織において、対面と遠隔の力を融合させ、確実な成果に導く強みを持った代表的な5つのツールをご紹介します。

⒈ Tocaro(トカロ)

伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)が提供する「Tocaro」は、出社回帰やハイブリッドワークを進める組織において、最も懸念される「仕事のブラックボックス化」と「指示漏れ」をスマートに防いでくれる非常に頼もしい存在です。

  • 強みと特徴:金融機関や官公庁も導入する厳格なセキュリティ基準をクリア。画面構成が非常にシンプルで直感的であり、ITツールに普段あまり触れないメンバーであっても、トレーニングなしで導入当日から使いこなせます。
  • テレワークにおける活用のしやすさ:「チャットでのやり取り」からボタン1つでそのまま「タスク」を切り出し、担当者や期限を設定して一元管理できる機能が極めて強力です。メンバーがオフィス、自宅、外出先など異なる場所に散らばっていても、「今、誰が何のタスクを抱え、どこまで進んでいるか」がパッと一覧で把握できます。立ち話で決まったタスクをその場で登録して実行状況を見守るなど、リアル回帰が進む組織に最適です。
  • URLhttps://tocaro.im/

⒉ Chatwork(チャットワーク)

日本の一般的なビジネス習慣に合わせて作られた、抜群の使いやすさを誇る国産ビジネスチャットです。

  • 強みと特徴:電子メールの宛先選択の手間をなくしたような分かりやすいUI(ユーザーインターフェース)が特徴。ITに不慣れな組織でも最もスムーズに導入が可能です。
  • テレワークにおける活用のしやすさ:自社だけでなく、社外のパートナー企業や取引先とも簡単にグループチャットで連携可能。出社や対面、遠隔が入り乱れるプロジェクト進行時でも、複数社を交えて迅速な合意形成を図ることができます。
  • URLhttps://go.chatwork.com/ja/

⒊ LINE WORKS(ラインワークス)

普段使い慣れている「LINE」と同じ感覚で、業務用の高度なセキュリティを備えたままコミュニケーションができるツールです。

  • 強みと特徴:マニュアル不要な使い心地が魅力。チャットに加え、カレンダー共有、アンケート機能、社内掲示板などがオールインワンで提供されています。
  • テレワークにおける活用のしやすさ:テレワークやハイブリッド環境下で生じがちな「テキストでは冷たい、言いたいことが伝わりにくい」という不満に対し、使い慣れたスタンプ機能を活用してお互いの感情やねぎらいをスムーズに伝えられます。
  • URLhttps://line-works.com/

⒋ Slack(スラック)

世界のテクノロジー企業や進歩的なチームから、業務のハブとして圧倒的な信頼を寄せられている自由度の高いチャットプラットフォームです。

  • 強みと特徴:カレンダー、クラウドストレージ、ドキュメント作成ツール、管理ツールなど、あらゆる外部アプリケーションと極めてシームレスに連携でき、必要な情報をすべて一画面に集約できます。
  • テレワークにおける活用のしやすさ:「スレッド機能」が高度に設計されているため、メインのやり取りを邪魔することなく、特定のトピックについて深い議論を個別に進められます。リアルとオンラインの役割分担を整理し、情報をロジカルに蓄積したい組織に最適です。
  • URLhttps://slack.com/

⒌ Microsoft Teams(マイクロソフト チームズ)

すでに多くの組織で導入されている「Office 365」との強固な親和性を持つ、非常に高いシェアを誇る統合ツールです。

  • 強みと特徴:Word、Excel、PowerPointなどをチャット画面上でそのまま開き、複数人で同時に共同編集できます。また、ビデオ会議機能やファイルの保存・管理システムとも高いレベルで一体化されています。
  • テレワークにおける活用のしやすさ:遠隔会議から、出社メンバーと共有するデータファイルの更新まで、業務に必要なあらゆる工程をMicrosoftの安全なセキュリティインフラ内で一本化できます。既存のPCシステム資源を最大限に活かして、ハイブリッドな連携を構築したい場合に最良の選択肢です。
  • URLhttps://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-teams/group-chat-software

出社回帰時代に築くこれからの組織像

出社回帰が進む中で最も避けるべきなのは、かつての非効率なアナログ業務へと逆戻りしてしまうことです。大切なのは働く場所(オフィスか遠隔か)を問わず、「チーム全員の動きが見える環境」を保つことにあります。そのためには、ITが得意ではないメンバーでも自然に使いこなせる、シンプルなツール選びが欠かせません。

この記事で最初に紹介した「Tocaro」のように、チャットからボタン1つで確実なタスクを管理できる仕組みは、どのような変化(オフィス回帰、ハイブリッドワーク)にも揺らがない、強い連携を支えてくれます。

対面での熱量と、デジタルの即時性を上手にかけ算し、物理的な距離に左右されない一体感のある組織を、まずは無理のない一歩から構築していきましょう。

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仕事のあらゆる行動を定量化し、成果につながるプロセスを見える化します。結果、意思決定の柔軟性を高め、チームの生産性を高めることが可能です。さっそくワークプロセスマネジメントプラットフォームのTocaroを使ってみましょう。