プロジェクト管理におすすめなビジネスチャットツール5選

多くの企業では、「プロジェクト管理ツール」でタスクやスケジュールなどの管理を行っています。プロジェクト管理ツールを導入することで、自分だけでなくチームメンバーや、チーム全体の作業をより効率的に処理できるようになります。しかし、プロジェクトを成功させるためにはプロジェクトに携わるメンバー間で良質な「コミュニケーション」が行われていることが重要となります。

最近は、手軽なチャットツールが主流となりつつあります。個人向けチャットは便利なツールですが、便利な反面でデメリットも多く、そのデメリットがプロジェクト運営の際には大きなマイナスになりやすいことから、仕事ではビジネスチャットツールを利用することをおすすめします。

今回は、プロジェクト管理をする上でビジネスチャットが有効な理由とプロジェクト管理機能とビジネスチャット機能の2つが搭載された5つのツールをご紹介していきます。

プロジェクト管理でビジネスチャットが有効な理由とは?

働き方改革や2020年からの新型コロナウィルス感染拡大などによって、リモートワークが拡大し、プロジェクトに関わるメンバーも同じ場所ではなく、それぞれが別々の場所で働いているケースも増えてきました。そのような場合、遠隔にいても一緒にいるのと同じコミュニケーションが取れるようにする必要があり、有効な手段がビジネスチャットの活用です。

ビジネスチャットは、ネットとツールにアクセス可能なデバイスさえあれば、別々の場所にいたとしてもリアルタイムかつ双方向でのコミュニケーションを行うことが可能です。

会議を行うにしてもこれまでであれば同じ場所に集まるということが常識でしたが、ビジネスチャットで議論したいテーマを投稿してそこに対してプロジェクトメンバー全員で意見を出し合ったり、話が擦り合わない場合には、ビデオ会議に切り替えて議論をしたりすることも可能です。

また、ビジネスチャットがプロジェクト管理において有効な理由としては情報共有がしやすいという点も挙げられます。これまであれば共通のフォルダを作って格納をしたり、メールでやりとりをしていたものの、ビジネスチャットのプロジェクトメンバー用のルームやグループに投稿をすれば、すぐに全員共有が出来ますし、共有をした情報は保存がされているため、いつでも過去の情報に対してアクセスをすることが可能となります。

その他にも、最近のビジネスチャットにはタスク管理機能が搭載されたものも出てきていますので、ビジネスチャットを導入しただけでプロジェクト管理からプロジェクトメンバー間でのコミュニケーションまで一気通貫で行うことが可能となっています。

プロジェクト管理におすすめなビジネスチャットツール5選

プロジェクト管理(タスク管理)機能とビジネスチャット機能の2つを搭載したおすすめのツールを5つご紹介します。

1.コミュニケーション機能が充実している「Tocaro」

「Tocaro」は、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社が提供するビジネスチャットです。いつでも必要な情報を見つけ出すことのできる高い検索力と、メッセージ履歴と紐づいたTo-Do管理など「なぜそのタスクをやるのか」という背景情報などを合わせて整理することできます。大手企業を中心に、1,000社以上の利用実績があり伊藤忠ブランドによる信頼感も高いです。セキュリティも金融機関レベルを誇り、Enterpriseプランではより多彩な管理・バックアップ機能も用意されています。

Tocaroのサービスサイトを見る:https://tocaro.im

2.導入企業は34万社以上!国内利用率3年連続No.1「Chatwork」

「Chatwork」は、2020年度ビジネスチャット国内利用者数No1を誇り、2022年2月時点で導入企業は34万社以上を持つ中小企業向けビジネスチャットです。社内ユーザーはもちろん社外ユーザーともセキュアな状態で効率的にやりとりすることができます。コミュニケーションから発生するTo Doをタスク機能で管理もできる上に、600以上の外部連携サービスを駆使して効率的かつ生産性の高いコミュニケーションを図れます。

Chatrowkのサービスサイトを見る:https://go.chatwork.com/ja/

3.チームやタスクの状況が瞬時に把握できる機能が人気「Team Hack」

「Team Hack」は、株式会社カタリストシステムが提供するタスク管理ツールです。タスク管理ツールでありながら、情報共有にも特化しており、タスクごと、ドキュメントごとのチャット機能や、1クリックレビュー機能によるスムーズな確認依頼など、円滑で密なコミュニケーションをとることが可能です。

また、分かりやすい達成度のグラフ表示やタスクごとに計測できる時間計測機能など、タスク管理においても高度で利便性の高い機能が多く搭載されています。

TeamHackのサービスサイトを見る:https://teamhack.io

4.社外メンバーも利用可能なグループ機能あり「SONR」

「SONR」は、株式会社エクストが提供するビジネスチャットです。タスクを見える化し、タスクの進捗と、タスクの遂行に必要なコミュニケーションを一元管理できるように設計されています。グループ機能を使用すると、取引先や社外のプロジェクトメンバーとのやりとりも可能です。ITツールに慣れていない企業でも簡単に導入できるシンプルさで、業務効率化をサポートします。

SONRのサービスサイトを見る:https://mmth.pro/ja

5.チャットやタスクへのコメント機能が便利「Taskworld」

「Taskworld(タスクワールド)」は、Taskworld Inc.が提供するタスク管理ツールです。ガントチャート機能やアナリティクス機能を搭載しており、プロジェクト・タスクを視覚的・直感的操作でスムーズに管理することができます。

タスクには、期日や担当者、カスタマイズ可能なタグで詳細の設定を行い、タスク実施時にはかかった時間の計測やアクティビティログなども確認することができます。業務を進めるために必要なコミュニケーションは、チャット機能やタスクへのコメント機能を利用し、リアルタイムにやり取りが可能。チームコラボレーションや業務効率化を強力サポートします。

Taskworldのサービスサイトを見る:https://taskworld.com/ja/

プロジェクト管理はツールでスムーズに行いましょう

新型コロナウイルスの影響で、一箇所にプロジェクトメンバー全員が集まり打ち合わせする機会が減り、違う場所にいるメンバーでプロジェクトを一緒に行うということは当たり前になりつつあります。従来は対面やメール、電話などでやりとりをしていたコミュニケーションもビジネスチャットに置き換える企業は増えつつあります。

チーム全体としてみても、適切なツールでコミュニケーションが行われているチームでは、各メンバーが必要な情報を簡単に得ることができるため、迅速かつ自立的に業務をすすめることができるようになるでしょう。

ビジネスチャットにはまだ抵抗感がある人も多いですが、今後に向けてビジネスチャットでのコミュニケーションにも慣れていき、是非スムーズなプロジェクト管理を目指しましょう。

ワークプロセスマネジメントプラットフォーム
Tocaro(トカロ)

仕事のあらゆる行動を定量化し、成果につながるプロセスを見える化します。結果、意思決定の柔軟性を高め、チームの生産性を高めることが可能です。さっそくワークプロセスマネジメントプラットフォームのTocaroを使ってみましょう。