無料プランのあるビジネスチャットツール8選

リモートワークが広がる中、連絡手段やコミュニケーションツールとして欠かせなくなってきているのが「ビジネスチャットツール」です。新型コロナウイルスの影響によって、従来まで主流だった対面でのやりとりが困難になり、Web会議などの距離を保ちながらコミュニケーションを取る新しい働き方が浸透してきました。

ビジネスチャットツールを活用すれば、お互いが離れた場所にいても、効率的かつ効果的に「報連相」を行うことができます。離れた場所でも簡単に円滑なコミュニケーションがとれるため、社内の情報共有を加速させるだけでなく、生産性向上を支援するツールとして非常に注目されています。

この記事では、ビジネスチャットツールのメリットを踏まえて、無料プランのあるビジネスチャットツールについてご紹介します。

ビジネスチャットツールのメリットとは

ビジネスチャットツールは、基本的なチャット機能などは個人向けSNS(LINEなど)とほぼ同じですが、セキュリティ機能がより強化されており、機密情報を扱う企業でも安心して導入できるでしょう。

では、ビジネスチャットツールを利用するとどんなメリットが得られるのでしょうか。

1.業務効率化、生産性の向上
最大のメリットは、業務上のコミュニケーションを従来のメールより、スピーディにより円滑に行えることです。

2.コミュニケーションの活性化
堅苦しさのない会話のようなやり取りを気軽に出来ることによって、コミュニケーションの活性化が図れます。

3.セキュリティの強化
個人向けチャットと違い、業務上の重要情報を取り扱うことができるようにセキュリティが強化されています。

無料プランのあるおすすめのビジネスチャットツール8選

メリットを踏まえて、ビジネスチャットツールのおすすめ8選をご紹介していきます。全てに無料プランがあるので、ぜひ気軽にお試しください。

1. 累計14グループチャットまで無料「Chatwork」

「Chatwork」は、2020年度ビジネスチャット国内利用者数No1を誇り、導入企業は33万社以上を持つ中小企業向けビジネスチャットツールです。社内ユーザーはもちろん社外ユーザーともセキュアな状態で効率的にやりとりすることができます。コミュニケーションから発生するTo Doをタスク機能で管理もできる上に、勤怠管理や経費精算、プロジェクト管理ツール、AIチャットボットなど、600以上の外部連携サービスを駆使して効率的かつ生産性の高いコミュニケーションを図れる点が人気です。

【無料プランで利用可能な機能】
コンタクト無制限、1対1でのビデオ通話/音声通話、2段階認証、5GBストレージ

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2. 機能制限はあるものの人数無制限で無料利用が可能「Slack」

「Slack」は、Slack Japan株式会社が提供するビジネスチャットツールです。多種多様なアプリとの連携が可能で、資料などのやり取りはもちろん、経費精算や勤怠管理含め、業務にかかわる多くのことをSlackを通して効率化することができます。全世界で利用されている世界シェアトップクラスのビジネスチャットツールです。

プロジェクト、チームなど任意の単位でチャンネルを作成することができ、コミュニケーションに関わるメンバーを最適化できます。また、急な変更や、人数を絞って話したい場合もすぐにチャネルをつくることが可能です。柔軟で簡単なチャネル作成で状況に合わせてチャネルがつくれるため、リモートワークに最適です。

【無料プランで利用可能な機能】
直近のメッセージ10,000件の閲覧、最大10のアプリを連携、チームメンバー同士で1対1の音声通話やビデオ通話、ファイル共有

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3. 無料でユーザー100人まで利用可能「LINE WORKS」

「LINE WORKS」は、ワークスモバイルジャパン株式会社が提供するビジネスチャットツールです。個人向けLINEの使用感そのままのため、年代やITリテラシーを問わず誰でもすぐに使うことができ、2020年度有料ビジネスチャットシェアNo.1で、導入企業は35万社を突破しています。

LINEと同様にチャットやスタンプによるコミュニケーションや、社内向け掲示板、カレンダー、ファイル共有など、社内での情報共有機能も備わっています。外部システムとのAPI連携も可能です。権限による利用制限やモニタリングなどセキュリティ対策も万全です。気軽なコミュニケーションが会話を活性化し、楽しい職場づくりを目指す会社に人気です。

【無料プランで利用可能な機能】
ストレージ5GB、チャット、LINEユーザーとチャット、音声/ビデオ通話/画面共有1:1、
グループ機能(ノート/カレンダー/フォルダ)、カレンダー、タスク、アドレス帳(組織サポート)、アンケート、管理とセキュリティ(限定)、監査ログ2週間、カスタマーサポート

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4.無期限で10ユーザーまで無料「Typetalk」

「Typetalk」は、株式会社ヌーラボが提供するビジネスチャットツールです。同社が提供するBacklog(プロジェクト管理ツール)やCacoo(オンライン作図ツール)などの外部サービスとの連携を強みとしており、リモート環境下でもリアルタイムなやりとりやタスク管理を実現することが可能です。

チャット機能自体も、見える化に特化しており、会話の経緯が一目でわかるライン表示のほか、トピックのグループ化など、情報共有やディスカッションを円滑に進めるシステムが充実しています。

【無料プランで利用可能な機能】
1GBまでのファイル添付、メッセージ数10,000まで検索可能、サービス連携5つまで対応、
デスクトップアプリとモバイルアプリ(iOS, Android)を利用可能、プロジェクト管理ツール連携(Backlog)

Typetalkサービスサイトを見る

5. チャット機能をメインに無料で利用可能「JANDI」

「JANDI」は、株式会社ビジョンが提供する社内SNSツールです。社内のコミュニケーションをシステム上に集約して業務の生産性を向上させ、不要な会議や煩雑なメールのやり取りを削減し、意思決定を加速させます。コミュニケーションだけでなく、業務に必要なファイルの共有や一元管理も可能。やり取りしたメッセージも保存できます。

登録ユーザー数は200万を超え、スタートアップから大企業まで、企業規模や業種を問わず選ばれています。従業員のエンゲージメントを向上させるクラウドコミュニケーションツールとして人気です。

【無料プランで利用可能な機能】
ストレージ チーム合計5GB、トーク、チャットビュー、15,000通まで検索可能、ToDoリスト、
チームメンバー最大500名、外部サービスの連携

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6. 現場に強いチャットボットも利用出来る「direct」

「direct」は、株式会社L is Bが提供するビジネスチャットツールです。建設業界など「現場」を持つ企業向けに機能が特化された国産ツールです。2021年1月現在2,500社以上の企業が導入しています。

顧客の声を反映した新機能をスピーディーに開発できることも強みの1つです。専用のチャットボットとの連携で業務の自動化や効率化も図ることができます。アクションスタンプと呼ばれる独自の回答システムのほか、音声入力やボイスメッセージなどの機能も充実しています。

【無料プランで利用可能な機能】
ストレージ 5GB、データ保存期間180日間、1対1の通話機能、トークルーム作成数上限15、
ボイスメッセージ、位置情報

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7. 3名まで無料で利用可能「SONR」

「SONR」は、株式会社エクストが提供するビジネスチャットツールです。タスクを見える化し、タスクの進捗と、タスクの遂行に必要なコミュニケーションを一元管理できるように設計されています。

グループ機能を使用すると、取引先や社外のプロジェクトメンバーとのやりとりも可能です。ITツールに慣れていない企業でも簡単に導入できるシンプルさで、PCやメールアドレスを持っていない社員が多いアナログな企業でも、業務効率アップを実現しています。

【無料プランで利用可能な機能】
登録人数3名まで、ストレージ 100MB、PC・スマートフォンでの利用、SSL通信、バックアップ

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8. 30日間すべての機能が無料で利用可能「Tocaro」

「Tocaro」は、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社が提供するビジネスチャットツールです。いつでも必要な情報を見つけ出すことのできる高い検索力と、メッセージ履歴と紐づいたTo-Do管理など「なぜそのタスクをやるのか」という背景情報などを合わせて整理することできます。

大手企業を中心に、2,000社以上の利用実績があり伊藤忠ブランドによる信頼感も高いです。セキュリティも金融機関レベルを誇り、Enterpriseプランではより多彩な管理・バックアップ機能も用意されています。第三者の定期的なセキュリティ監査や、伊藤忠テクノソリューションズの信頼と実績に裏付けされた24時間体制のサポートで運用を支援します。

【無料プランで利用可能な機能】
ストレージ 10GB/名、BOX連携、ビデオ通話、セキュリティ機能

Tocaroの無料トライアルプランを見る

まずは無料プランで試してみましょう

いかがでしたか?おすすめの無料プランがあるビジネスチャットツール8選をご紹介しました。

機能やセキュリティ面など様々なタイプがあるので、導入の際は社内でよく話し合ってから、無料トライアルで試してみるのもよいでしょう。実際に使ってみて、納得したうえで最適な製品を選んでいくことが大切です。

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