フリープランで試せるおすすめのプロジェクト管理ツール3サービス

複数人で仕事を進めていくプロジェクトを、効率よく管理したうえで遂行することが出来るのがプロジェクト管理ツールです。在宅ワークやリモートワークなどで働き方が多様化している中、同じ場所にいなくても業務の進捗状況やコミュニケーションがとれるので、導入する企業が増えています。

プロジェクト管理ツールは、プロジェクトのタスクやスケジュールを一括で管理・把握するツールで、最近ではプロジェクトメンバー同士でのコミュニケーションも一緒に行える機能なども実装されています。

元々はインターネット企業を中心に導入が進んでいたプロジェクト管理ツールですが、最近では様々な規模や業態の企業での導入が進んできています。

今回は、フリープランのあるおすすめプロジェクト管理ツールの中でも大手企業にも導入実績のある3サービスをご紹介します。

プロジェクト管理ツールとは?

プロジェクト管理ツールとは、タスク・工数管理、進捗管理、予算管理、案件管理などの情報を集約しプロジェクト作業を効率化できるツールです。プロジェクトを管理し効率よく遂行するには、1人で複数のプロジェクトを担当することも多く管理が複雑化し、納期に間に合わないなどトラブルになりかねません。プロジェクト管理ツールインターネット環境さえあればアクセスできるため、出張や在宅勤務者との共有も効率的にできます。

プロジェクト管理ツールを導入する3つのメリット

プロジェクト管理ツールを導入すると、どのようなメリットがあるのでしょうか?メリットを3つご紹介します。

プロジェクトの進捗状況を管理できる

メンバー1人1人から毎日進捗状況を報告してもらわなくても、進捗状況を分かりやすく視覚化できる機能を使うことで、無駄な報告業務がなくなり、報連相のミスによるトラブルの発生が激減します。管理者や他のメンバーが相手に気を遣うことなく、全員の進捗状況を確認できるのです。

情報共有が簡単に出来る

ファイル添付機能などを使うことで、いつでも最新の情報をメンバー間で共有することが出来ます。全員が同じ最新情報を見られるので、リモートワークや出張先でも必要な情報をすぐにチェックできます。一つのシステム上でコミュニケーションを集約できるので、質問の漏れなどを防げます。


数多くのタスクを効率よく管理できる

ツールは、複数のタスクを同時に管理できます。多くのタスクが発生しても混乱することなく担当者の割当てや納期設定などができ、チーム全体のスケジュール管理がしやすくなります。

プロジェクト管理ツールを選ぶ際の4つのポイント

多くのプロジェクト管理ツールから選ぶ際に、重要なポイントを4つご紹介します。

⒈社員やメンバーが利用できる操作性か

プロジェクト管理ツールは、社員やメンバー全員が使いこなせないと困るため、操作しやすい製品を選びましょう。何回も研修等を行うと学習コストがかかってしまうので、直感的な操作が可能なツールをおすすめします。

その他にも、利用環境に応じたツール選びが大切です。リモートワークの多い企業であれば、チャット機能が充実したものやスケジュールの見やすいツールが操作しやすいでしょう。さらに操作方法についてのヘルプデスクなどのサポート体制も確認しておくと安心できます。

⒉自社で利用したい機能が備わっているか

プロジェクト管理ツールは、主に「タスク管理」「工数管理」「情報共有機能」などそれぞれに特化したものがあります。利用したい機能に優先順位をつけて「勤怠工数とスケジュールを一緒に管理できるものがほしい」など、課題を事前に明確にすることも大切です。プロジェクト管理ツールだけで業務が完結するようにすると業務効率化につながります。利用した機能が搭載してあるツールを選ぶようにしましょう。

⒊クラウド型orオンプレミス型

多くのプロジェクト管理ツールは、クラウド型とオンプレミス型で提供されています。

クラウド型のメリットは、会社以外の場所でもリアルタイムな情報共有がしやすい点です。スマホなどのマルチデバイスに対応した製品もあり、利便性が高いです。また導入コストが低く、保守や運用比較的簡単なので導入のハードルが低いです。

オンプレミス型は、業務に応じて必要な機能や項目をカスタマイズしやすく、オフラインでも利用できるのが特徴です。クラウド型に比べセキュリティ性能は格段に高くなりますが、オーダーメイドになるため構築費用が高価になりがちです。そのため、求めるセキュリティレベルや利用期間などを考慮して費用対効果を検討することをお勧めします。

⒋日本語に対応しているか

プロジェクト管理ツールは海外製であることが多いので、日本語に対応にしているかどうかを確認することが重要です。英語メインで業務をこなしている職種であれば問題ありませんが、そうれなければ日本語に対応しているツールを選んだほうがトラブルなく進められるでしょう。日本語非対応の製品を導入する場合、使い勝手の悪さに加え、適切なサポートが受けられない可能性もあるので確認が必要です。

フリープランのあるおすすめのプロジェクト管理ツール3サービス

大企業(従業員数300名以上)が実際に導入したフリープランのあるおすすめのプロジェクト管理ツールを3つご紹介します。

1. 【クラウド型】Googleなど全世界で2万社以上が導入「Wrike」

出典:https://www.wrike.com/ja/

「Wrike」は、Wrike社が提供するタスク管理を得意としたワークマネジメントツールです。国内1,000社、世界で20,000社以上が導入しています。かんばん方式でタスクを管理し、優先度や締切に応じてタスクを並び替えることができます。

特徴はガントチャートの使いやすさとヘルプサイトの分かりやすさにあります。例えば、タスクのステータスが色で表示されるので、担当者やその他情報でフィルターをかけることも可能です。また、ヘルプサイトも充実しているため基本機能以外にも高度な使い方のヘルプ情報が用意されています。

更新された情報がストリーム形式で表示されたり、Microsoft 365やTeams、Slackなど400以上のツールを連携ができたり、便利な機能が無料で使えます。

実際に導入した大企業:Google、株式会社ゼンリンデータコム、アサヒビール株式会社、HENNGE株式会社など

【料金プラン】
Free:0ドル
Team:9.80ドル/月
Business:24.80ドル/月

Wrikeのサービスページを見る

2. 【クラウド型】仕事と目標の因果関係を見える化する「Asana」

出典:https://asana.com/ja?noredirect

Asanaは、Asana, Inc.が提供するチームのプロジェクトとタスクを管理する豊富な機能をもつプロジェクト管理ツールです。全世界で190ヵ国100万社以上の導入実績があり、Google、Asana、Slackを総称してGASといわれるような新しい仕事管理の常識が日本にも登場しました。

自分のタスクは組織の目標にどのように結びついているのか、どのプロジェクトに繋がっているか、誰が関係しているのか、自然とデータが集まる・蓄まる・活用できるので、仕事全体を見える化することにより、仕事へのモチベーションが向上し自発的により良いコラボレーションを促進します。

大きな特徴としてはアプリの連携数の多さです。現時点で約200ツールと連携できるので、Asanaを導入すれば連携を通じて、スムーズな業務推進が期待できます。また優れたUIと評判のため、誰でも直感的に操作ができるでしょう。

実際に導入した大企業:アマゾン、三菱地所株式会社、株式会社三菱UFJ銀行、富士通株式会社など

【料金プラン】
Basic:0円
Premium:1,200円/月 /ユーザー (年間払い) 
      1,475円 (月間払い)
Business:2,700月 /ユーザー (年間払い)
3,300円 (月間払い)

Asanaのサービスページを見る

3.【クラウド型/オンプレミス型】 ガントチャート満足度No.1日本企業向けツール「Lychee Redmine」

出典:https://lychee-redmine.jp/

Lychee Redmineは、株式会社アジャイルウェアが提供するオープンソースの「Redmine」をベースとしたプロジェクト管理ツールです。タスク同士の依存関係やマイルストーンを見ながら計画に対する進捗を確認出来、メンバーの負荷状況を確認しながら無理のない計画を立てることが出来ます。

複数のプロジェクト状況を一発で把握できるようになっていて、リスクも事前に検知できるので即座に対応を検討できます。

自由にカスタマイズが出来るのが特徴で基本機能で足りない場合は、オンプレミス型にして機能を新しく追加してもらうことも出来ます。6,000社以上の導入実績があります。

実際に導入した大企業:日清食品株式会社、東京海上日動システムズ、パナソニック株式会社、住友電装株式会社など

【料金プラン】
★クラウド型
フリー:0円/1ユーザー/月
スタンダード:800円/1ユーザー/月
プレミアム:1,200円/1ユーザー/月
ビジネス:1,800円/1ユーザー/月

★オンプレミス型
スタンダード:640円/1ユーザー/月
プレミアム:1,240円/1ユーザー/月
ビジネス:1,960円/1ユーザー/月

Lychee Redmineのサービスページを見る

自社に合ったプロジェクト管理ツールを見つけましょう

プロジェクト管理ツールは、日々の業務において生じる時間や手間のムダを省き、効率よく仕事をするために効果的です。

操作のしやすさと分かりやすい画面は、プロジェクト管理におけるストレスと時間のロスを大幅に軽減し、業務効率化に繋がるでしょう。導入する場合は、機能面やコスト面に着目しながら自社に合ったツール選びをしましょう。

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