現在私たちの生活にすっかり浸透しているLINEの影響もあり、メッセージを送った相手が既読が未読かが分かったほうがその後のコミュニケーションがスムーズになる、と考える人も多いかと思います。その文化が浸透している今、ビジネスシーンにおいてもメッセージの既読機能が搭載されているツールのほうが安心感を感じるものです。
そこで今回は、数あるビジネスチャットの中で既読機能があるビジネスチャットからおすすめのツールをご紹介します。
既読機能があるビジネスチャットおすすめ5選
ビジネスでは、スピードが大切なシーンが多々あります。相手のリアクションやメッセージを読んでいるのか、まだ読んでいないのかによって連絡手段を変えてみたり、他関係者へどのような対応をするか、などを講じるための材料にすることもできます。ビジネスチャットで既読未読が分かることは便利です。
これからご紹介するビジネスチャットは既読機能以外にも、プラットフォームが使いやすい、機能が充実している、という観点からチョイスして5つのツールをご紹介します。
LINE WORKS(ラインワークス)
まずご紹介するのは、LINE WORKSです。プラットフォームが見慣れてているLINEと変わらないため、初めてビジネスチャットを使う人にとっても抵抗なく、多くの人が慣れ親しんだツール、という認識を持って使えるビジネスチャットです。
既読機能は、個人利用のLINEと異なり、メンバーの誰が既読か未読かを把握することでき、LINE同様スタンプでのコミュニケーションを取ることもできます。
kintone(キントーン)
2020年には利用企業数が15,000社を突破しているkintone。機能も用途も多岐にわたり、業種や仕事内容を問わず、欲しい機能を搭載した業務システムをプログラミングせずに開発することができ、アプリとして使うことができるツールです。
既読機能に関しては、メッセージ以外にデータの閲覧にも利用できる機能があり、どうしても読んでほしい相手に通知を送ることもできます。
Talknote(トークノート)
チーム全体のタスクや動向をタイムラインで把握することができたり、メッセージの予約機能を持ち、現在約1,00社で導入されているTalknoteも未読、既読を表示することができます。
チャット機能以外にも自社オリジナルスタンプでの会話することができるなどビジネスチャット上でのコミュニケーションがより活発化できるツールです。
type talk(タイプトーク)
テキストを色付けして装飾したり、GIFの投稿ができるなどチャット上で伝えたいメッセージが明瞭にできるtype talk。こちらはメッセージに対してのスタンプ機能があるので、そのスタンプを既読のサインとして使用することができます。
無料プランがある上、有料の料金設定はチームの人数によって細かく設定でき、5ユーザーから500ユーザーまで選択可能。規模に合わせ、無駄なコストを生み出さずに利用できるビジネスチャットです。
Tocaro(トカロ)
最後にご紹介するのは、伊藤忠テクノソリューションズが提供しているビジネスチャット、Tocaroです。チャット以外にもプロジェクトの進行状況やタスク管理ができ、世界中で数十万社が利用するセキュアなファイルストレージサービスBoxとの連携をはじめ万全なセキュリティも大きな特徴であるTocaro。
メッセージが既読か未読かが分かることに加え、受信した側にはメッセージ受信を知らせてくれるアラート機能もあります。
既読機能は、スピード感が必要なビジネスに貢献し、業務効率化にも
少し前にLINEでの既読機能が必要か否かが議論されたことがありました。既読機能にはメリットもデメリットもあります。しかしビジネスとなると、既読機能によってコミュニケーションがスムーズになったり、関連する必要な作業時間を削減できるという効果もありますので、業務効率化にも貢献できる機能であると言えます。しかし、既読機能は必要ない、という組織もあるかと思います。ビジネスチャットを選ぶ際、既読機能が必要化、また、どんな既読機能が使いやすいかを、指標のひとつとして参考にしてみてください。