社内コミュニケーションでユニークな制度を導入した企業

社内コミュニケーションは、企業の目標達成に欠かせない重要な役割を果たし、企業活動に不可欠です。そのため、社内コミュニケーションを活発化させるためにユニークな方法を導入し、社内コミュニケーションが浸透するよう工夫している企業も多くあります。今回は、ユニークで特徴のある社内コミュニケーションを実施している企業5社をご紹介します。

食材無料の大キッチンで、みんなで調理!クックパッド

クックパッドのオフィスには、エントランスのすぐ近くに約40人が同時に調理できるキッチンスペースがあります。こちらの冷蔵庫にある肉や魚、野菜などの食材はすべて無料!社員はいつでも自由に料理することができます。

社員は料理を通してコミュニケーションを取ったり、ラウンジにも壁がないためオープンスペースで全体が見渡せる設計で、コミュニケーションが取りやすい工夫がされています。コミュニケーションを取りながらだと新しいレシピも生まれ、直接的に業務につながりそうで、クックパッドならではですね!

先輩社員とランチに行くとポイント付与!インビジョンの「仲良しランチポイントカード」

IT関連企業のインビジョンが取り入れているのは、「仲良しランチポイントカード」。対象は新卒社員で、先輩社員とランチに行くと、1回につき1ポイント、飲み会に行くと2ポイント付与されます。10ポイント貯まると、社長自らランチに招待してくれる制度。

ポイントを貯める、という満足感、そして後輩側から先輩を誘うきっかけにしやすく、コミュニケーションを楽しく深められそうです。

若手社員からの提案で始まった、ビズリーチの「カバン持ち制度」

「カバン持ち制度」とは2017年12月に始まった制度。新卒3年目の社員が、「”本物の経営者視点”を身に着けたい」と提案し、社長の社内外ミーティング、取材など、社長のあらゆる業務に同席する制度です。

社長や経営陣の視点や考え方を間近で見て、経営陣とコミュニケーションを取ることによって「本物の経営者視点」を学ぶ一助になること、経営陣を若手社員の距離を近くすることによって会社を盛り上げることを目指しています。

志の高い社員同士と熱い交流の場に!パナソニックの「One Panasonic」

若手社員の熱さ、向上心といれば、パナソニックの「One Panasonic」制度も注目したい制度です。

One Panasonicは、社員のモチベーションの向上、知識・視野拡大、人脈形成などを目的とした有志の会で、イベントや懇親会にはこれまでに約3,000人の社員が参加。この制度を作ったのは入社6年目の若手社員。パナソニック内定時から、ベンチャー企業のように多くの社員や経営陣との交流の機会がほしい、との思いが形となって2012年に発足しました。こちらは、おもしろいユニークというよりパナソニックほどの巨大企業で、若手が社長に直談番して実現したことも、大きな意義になったことが画期的でユニークといえます。

巨大企業でも高い志を持った人や同じ分野を学びたい人とのコミュニケーションの場になったり、社員のモチベーション向上に役立っています。

ワーク・ライフ・バランスの推進にも!トヨタ自動車の「社内婚活パーティ」

究極の社内コミュニケーション活性化手段、とも言えるのが、トヨタ自動車の労働組合が主催でする、社内婚活パーティ。ワーク・ライフ・バランスを推進するための一環として年に2〜3回開催されています。

パーティの前には、身だしなみやコミュニケーションの取り方のセミナーを受講。社内ということで最初から共通の話題が多く、コミュニケーションが活発になり、カップル成立率は4割とのことです。

ユニークな社内コミュニケーションは、社員の満足度も生産性も高める力に

社内コミュニケーションの活性化は、同じ企業で同じ目標を目指す社員同士、業務がスムーズに進む、企業が成長するための力となります。無理やり、イヤイヤでコミュニケーションを取らないうといけない方法だと、信頼関係も深まらないでしょう。

このようにユニークな社内コミュニケーションだと、社員同士の会話も広がりモチベーションも上がりそうで、社員の会社への満足度も生産性も高まりそうですね!

社内コミュニケーションの活性化を影ながらサポートするビジネスチャットツール『Tocaro』についての詳細は下のオレンジ色のボタンからご覧になれます。

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