「見える化」の問題点は見えづらいので要注意

「見える化」は、企業の生産性や効率を高める上でとても有効な手段です。ただ、この「見える化」を社内で浸透させることで起きる問題点も最近では指摘されるようになっています。

今回は、「見える化」を導入した際に起きる4つの問題をご紹介していきたいと思います。

今回ご紹介する問題点を把握し、「見える化」の導入とともにこれらの問題が起きない仕組みづくりも取り入れるようにしてください。

問題点1. 「見える化」自体の成果を評価することが難しい

単純に社内業務の「見える化」を導入しただけでは、この「見える化導入」自体がどれだけ成果を出しているかというのを具体的に評価することが難しいです。

ただ、業務を見える化するだけを実行すると、感覚的には業務がスムーズに回るようになったや成果が出ているような気がするというようななんとなくの評価になってしまうことがあります。

見える化を導入する際には、「見える化」によりどのような効果を得たいのかを予め決めて導入をすすめていく必要があります。

問題点2. 社員に心理的なプレッシャーを与えてしまう

社内の業務に関して、どんな業務にも「見える化」を導入するとあらゆることに対して決め事が増えてしまい、社員の自由な発想やアイデアが生まれないということが起こってしまうことがあります。

「見える化」を導入する業務は、やることの決まったルーティン業務など会社として創造性よりもスピードを強化したい業務などに限定するといいでしょう。

問題点3. 見えていない部分は見なくなってしまう

これは当然のことを言っているようですが、「見える化」を導入した企業では、起こり得る問題です。フロー化やデータ化しやすいものが見える化されることが多いですが、フロー化やデータ化はしづらいが重要な業務や改善の余地のある業務はあります。

見える化を推進すると、見えるものだけを改善対象とし、このような見えていないけど改善しなければいけないことに目がいかないことがあります。

見える化した業務とは別にこのような見える化はしづらいが改善余地のある業務の把握とそれらを改善する仕組みも並行して用意することが重要です。

問題点4. 見える化したものの改善がなされない

一度「見える化」されることで、全てを把握した気になり、その後、改善がなされないこともよくある問題です。特に時間をかけて行った「見える化」の後はこの傾向が顕著に出ます。

見える化は、一度実行したら終わりではなく、定期的に確認を行い、より効率の高い方法を検討していく必要があります

「見える化」導入とともにこれらの問題点も一緒に解決しましょう!

今回は、見える化を導入した際に起こり得る問題点とその解決策について解説をしてきました。

見える化は、企業にとって生産性向上や効率化を手助けしてくれる重要な手法ではありますが、その導入自体を目的化するのではなく、見える化導入によりどのような成果を手に入れたいかということを事前に明確にして導入をすすめてください。

その際、今回ご紹介したような問題点も考慮して、導入をすると早い段階での「見える化」浸透、社内の業績向上に寄与できるのではないかと思います。

【関連記事】
●見える化の方法は一つじゃない!多様化が進む見える化とは
●見える化で企業の透明性を高め、企業価値を高める!

業務を見える化できる「ワークボード機能」が特徴のビジネスチャットツール『Tocaro』について、詳細は下のオレンジ色のボタンからご覧になれます。

ワークプロセスマネジメントプラットフォーム
Tocaro(トカロ)

仕事のあらゆる行動を定量化し、成果につながるプロセスを見える化します。結果、意思決定の柔軟性を高め、チームの生産性を高めることが可能です。さっそくワークプロセスマネジメントプラットフォームのTocaroを使ってみましょう。