テレワークの失敗事例とテレワーク導入を成功に導く3つのプロセス

テレワークは”働き方改革の切り札”として企業の導入が期待されていて、オフィスに出勤しなくても様々な人が働ける新たなワークスタイルとして注目が集まっています。

実際、2019年5月に発表された「平成30年通信利用動向調査(総務省)」によると、「テレワークを導入している・具体的な導入予定がある」と回答した企業は26.3%。初めて調査が行われた平成26年の同調査では、同じ質問に対し「導入済・導入予定」との回答は15.0%だったことから、テレワークの導入は着実に各企業に広がっているようです。

参照:総務省 平成 30 年通信利用動向調査の結果 http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/data/190531_1.pdf

テレワーク導入の失敗例とは?

平成30年の同調査では「テレワークの効果」についても質問されており、「非常に効果があった・ある程度効果があった」という回答は81.6%と、導入企業には概ね好評であることがうかがえます。

ただ、「効果はよくわからない」という回答も17.4%あり、一定数、うまく活用されていない企業もあるようです。その原因となりやすい「よくある失敗例」を、ここでは3つご紹介しましょう。

①ツール先行型によるテレワークの失敗

よくあるテレワークの失敗例のひとつが「とりあえずスマホやヘッドセット、タブレットを支給してみたが、まったく活用されない」というパターンです。

「誰が・何を・どのように活用すべきか」が検討されないまま、闇雲にツールやデバイスを導入しても活用されず、これでは管理コストばかりがかさんでしまう…という状態に。

②目的不在/ビジョン不在型によるテレワークの失敗

トップダウンで「テレワークは先進的だから」という曖昧な理由で導入したり、目的が共有されずに現場にそぐわない形で導入されたりするパターンの失敗もあります。

現場のニーズに合ったツールやデバイスが導入されていなければ、「テレワークなんて無理だ」と現場の不満が溜まってしまうことにもつながります。

③小規模実行型によるテレワークの失敗

ツールやデバイスの導入は“スモールスタート”を推奨されることが多いですが、ことテレワークに関しては当てはまりません。

一部の部署で実施しても、時間・費用・場所などの削減効果は薄く、また「あの部署だけ優遇されて…」といった軋轢を生みかねません。

うまくいくテレワーク「解決策」とは?

では、どのようにすればテレワークは上手く導入できるのでしょうか?

①テレワークに関する現場ニーズの把握/利用ルールの策定を実施する

失敗例①、②の問題は、きちんと現場のニーズを把握できていないことにあります。どのようなときにテレワークを行えば仕事が楽に、効率的に行えるようになるのか。

そうした目的やビジョンを提示し、現場が前向きに取り組めるようになることが必要です。情報共有や“報告・連絡・相談”がうまくいくような制度設計で利用ルールを策定することも重要でしょう。

②テレワークの目的を明確にする

目的やビジョンは、なるべく具体的であればあるほど現場に浸透しやすくなります。「ムダな移動時間を減らし、直行直帰を推奨する」「残業を減らし、ワークライフバランスの改善を」といったように、目的を明確にして、どのようなときにテレワークを行ったら良いかを現場に共有しましょう。

また、目的に合ったツールやデバイスの導入、ルールの策定・改善を行い、現場がテレワークをしやすい環境を整えましょう。

③大規模な実行・検証を実施する

解決策①、②で、実施すべき方向性が明確になったら、対象とする部署はなるべく広く・期間を短くして実行してみるのが良いでしょう。失敗例③で述べたように、小規模で実行しても削減効果は薄くなります。

広く、たくさんの人が試すことで、多くのメリットやデメリットが見つかります。これを検証・分析してより大規模で、効果の高い方法にブラッシュアップすることで、大きな効果が得られるようになります。

自社に合った方法を見極め、成功確率の高い導入を!

今後、国民運動プロジェクト「テレワーク・デイズ」などで多くの企業のテレワーク導入が推奨されています。多くの人が多様な形で活躍することができれば、企業の労働力・競争力確保につながるはず。自社に合った方法をしっかりと分析して、導入する際にはなるべく成功確率の高い形で行ってみましょう!

テレワーク導入成功の鍵はビジネスチャットツールにあります。『Tocaro』について詳しくは下のオレンジ色のボタンからご覧になれます。

ワークプロセスマネジメントプラットフォーム
Tocaro(トカロ)

仕事のあらゆる行動を定量化し、成果につながるプロセスを見える化します。結果、意思決定の柔軟性を高め、チームの生産性を高めることが可能です。さっそくワークプロセスマネジメントプラットフォームのTocaroを使ってみましょう。