ビジネスチャットに英語を使用すれば作業効率が上がる?!

仕事のやり取りといえばEメールが一般的でしたが、リアルタイム性を重視したSNSが普及したことで、インターネットを経由した会話はどんどんリアルタイムになってきています。

シリコンバレーなどの国外のスタートアップがビジネスチャット活用し始めたことで、ビジネスの世界でもチャット文化が浸透してきています。

ビジネスチャットは今やインターネット黎明期からEメールが担ってきた「文字送信ツール」の座を明け渡そうとしています。ビジネスチャットが各国の企業の主要なコミュニケーションツールになってきているのです。

その魅力の一つが、テンポの良いスピード感のあるコミュニケーション。文章をしたためるというよりも、いかに読みやすく短く簡潔にまとめるかという感覚で、短く端的な発言が基本です。

ビジネスチャットはメールとは違うことを意識

ビジネスチャットについてはまず心構えについて注意が必要です。英語でコミュニケーション取るからといって、「文法的に正しくなくてはいけない」とか「誤字や脱字、適切な表現で言わなければならない」などと過度に堅くならない事が必要です。

私たちが学校で習う英語の手紙の書き出しはいつも「Dear,(上司の名前)」です。ビジネスチャットでは「Hi,(上司の名前)」とアメリカ人も始めます。英語にも丁寧な表現がありますし上司にメールを送る時は「Dear, 〜」ですが、チャットの目的は的確に要件を伝らえることなので、フレンドリーに、簡潔に挨拶します。

ビジネスチャットでよく使われる英語の略文

アメリカ人同士のチャットでの会話でよく使われるビジネス英語の略語や表現の特徴としては、テンポよく会話を行いたいという気持ちがあるので、早いレスポンスが望まれます。そのため、日本の学校で習うような一般英語と文法的に違う点が多々あったり、略語が多く用いられたりします。

チャットで使われる英語について、文法的に誤っているがよく使われる文例は例えば以下のようなものがあります。

大文字の箇所を小文字で書く

「私はあなたと話す必要があります」という文章ですと、

一般英語:I need to talk to you.

チャット:i need to talk to you.

のように、Iがiと小文字で表現されたりします。

アポストロフィー(’)が省略される

「私と一緒に来ませんか?」という文章では、

一般英語:Why don’t you come with me?

チャット:why dont you come with me?

のように、dontと省略されます。

主語を省略する

「もう行かなくてはなりません」という文章では、

一般英語:I got to go now.

チャット:got to go now.

のように、Iが省略されることがあります。

このように英語においてもメールでのやり取りとチャットでのやり取りを比べると、チャットでのやり取りのほうが気軽に会話を行いたいという気持ちが働くため、言葉の省略が起こります。つまり、簡略化して会話を行うほうがチャットの正しい使い方と言えるのです。

ビジネスチャットで効率化を図るなら略語を使おう!

ここで、日本人同士の会話の中でも使える英語の略語をご紹介します。もう既に日本でも浸透してきていて、目にしたことのある省略語もあるかと思います。

“ASAP”

“As Soon As Possible”(できるだけ早く)の略語です。

返信などを早くしてほしいときなどに使えます。

“IMO”

“In my opinion”(私の意見は)の略語です。

自分の意見を述べるときに文章の冒頭に使います。

“NP”

“No Problem”(問題ありません)の略語です。

日本でも馴染みのあるこのフレーズも略語化できます。

“FYI”

“For Your Information”(ご参考までに)の略語です。

参考資料などをそっと送ってあげたときなどに最後に添えると気の効いた感じになります。

“BTW”

“By the way”(ところで)の略語です。

急に話を切り替えずにワンクッション入れたい時に使えます。

“EOD”

“EOD”は“End Of Day”(その日のうちに)、もしくは“End Of Discussion”(ディスカッションの終了)の略語としても使われます。話の流れで判断しましょう。

“TTYL”

“talk to you later.”(またあとで話す。)の略語です。

会話の最後に「またね。」の意味で使われます。

実際に英語で会話する時によく使われるビジネスチャットの略語について紹介しました。外国人と英語でチャットする機会がある時は、その方との親密性を考慮してから略語は使うようにしましょう。日本語でも英語でも、正しい言葉を使うことが相手に敬意を払っていることに繋がります。

このような略語を社内や部署内で共通のものにしておくと、いちいち気を遣った文章を考えなくても、よく使うフレーズを気軽に送ることができて便利です。そして、3〜4文字で完結する略語は、時間短縮にも繋がります。レパートリーを増やしておけば、作業効率も上がります。

ビジネスチャットに英語の略語を取り入れて仕事の効率化を!

以上英語の略語について見てきました。日本語にはあまりない略語ですが、英語のチャット用語では頻出します。日本語でも最後に言葉を添えてメッセージを送るのが丁寧とされますが、これからは、英語の略語をビジネスに取り入れてみてはいかがですか?きっと気分も変わってチャットを更に楽しめますよ!

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