無料プランがあるおすすめビジネスチャットツール5選

昨今、ビジネスチャットを導入する会社が増えています。ビジネスチャットを導入してみたいものの、多くのサービス会社の中から、どのツールを導入するか迷っている方におすすめなのが無料で利用可能なツールです。

無料プランでまずは社内のビジネスチャットを利用するカルチャーを醸成してから、本当に自社にとって必要な機能が搭載されたビジネスチャットツールを検討するのが良いでしょう。

今回は、無料プランのあるツールの中から、機能が充実していて人気があるビジネスチャットツールを5つに厳選してご紹介します。

無料プランが充実しているおすすめのビジネスチャット5選

無料プランの充実さをメインにおすすめのビジネスチャットツール5選をご紹介します。

1. 世界シェアNo1、外部ツールは2,400 種類以上「Slack」

「Slack」は、アメリカの本拠地があるSlack Technology社が提供している、中小企業から世界有数の企業まで世界中で使用されており、日本では日本経済新聞社やPanasonicなどでも採用している人気のツールです。

PCやスマホ(iPhone、Androidどちらも対応)で利用可能で、OSに合わせたアプリが提供されています。チームやチャンネルへの参加アカウント数は無制限。外部アプリとの連携は、GoogleやTwitter、DropBoxやAsanaなどから10ツールとの連携が可能となっています。

無料プランと有料プランが設定されておりますが、無料プランでも機能は充実しています。ワークスペースの利用やチーム作成、ファイルストレージや1on1の通話機能も利用できます。

【無料プランの特徴】
・ユーザー数とグループチャット数が無制限
・音声通話やビデオ会議は1対1のみ
・連携できるアプリの上限が10アプリまで制限される
・閲覧や検索数に上限がある(チャットのログが削除されていくペースが早め)

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2. 国内利用者数No.1「Chatwork」

「ChatWork」は、Chatwork株式会社が提供しているツール提供から10周年、純国産として日本国内で最も選ばれているビジネスチャットです。ISO27001(ISMS)のほか、国際的なセキュリティ規格を取得しており、堅牢なセキュリティが強みです。無料プランではグループを14個まで作成可能、ファイルは5GBまで保存可能です。

さらに、期間を指定できるタスク管理機能も利用できるのも大きな利点です。。シンプルな構成のタスク管理機能は使いやすく、リマインドを流すことも可能です。外部アプリとの連携は、GoogleカレンダーやTwitter、Zoomなどに対応しています。

無料プランは管理者が一括してユーザー管理することはできないため、無料で利用する場合は小規模組織向けのビジネスチャットと言えそうです。

【無料プラン特徴】
・ファイルストレージの容量は5GB、80のアプリやサービスと連携可能
・過去にやりとりしたメッセージはすべて閲覧可能
・タスク管理機能が利用可能で、自分用のタスク、依頼されたタスクを登録できる機能がある
・「有料プランへの切り替えやすさ」ランキング1位を獲得

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3. 機能の豊富さとデータ容量でNO,1を獲得!「Microsoft Teams」

「Microsoft Teams」は、マイクロソフト社が提供するMicrosoft 365アプリの一部で、2017年からツール提供が開始されたビジネスチャットです。自社にMicrosoft 365がすでに導入されているなら、Microsoft Teamsを追加費用ゼロ円で利用できます。Office365では、Skype for Businessというツールが提供されていますが、2021年7月31日にこちらの提供は終了予定で、その後継ツールとして発表されたのがTeamです。

Team最大の特徴と言えるのが、無料プランでも大人数で利用できる点です。組織あたり 500,000 ユーザーが利用でき、ビデオ通話にいたっては、他ツールの無料プランは2名までというツールが主ですが、100ユーザーまで参加可能となっています。

また、TeamはMicrosoft 365アプリのため、Microsoft WordやMicrosoft Excel、Microsoft Outlook
との連携がスムーズ。Microsoftアプリをメインで使用している人にはアイコンなども見慣れたデザインである上他アプリとの連動性が大変便利なので、Microsoftユーザーにおすすめのビジネスチャットです。

【無料プランの特徴】
・無制限のグループ会議、最大 60 分可能
・1 つの会議の参加者最大 100 人可能
・ユーザー 1 人あたり 5 GB のクラウド ストレージ
・同僚や顧客との無制限のチャット
・無料プランも政府機関水準のセキュリティ

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4.導入のハードルの低さが魅力「LINE WORKS」

「LINE WORKS」は、日本国内で8,600万人以上(2020年11月現在)の人が利用しているチャットツールLINEから、2016年にLINE WORKSというビジネスチャットツールがリリースされました。

LINE WORKSの最大の特長は、LINE同様のプラットフォームであるため、多くの人が使いやすいと感じられること。初めてビジネスチャットを使う人にとっても抵抗なくビジネスチャットを始められます。

無料プランの場合はメンバーは100名までとなりますが、管理機能やカレンダー機能、掲示板、ノート、タスク管理、1on1の画面共有も利用可能、とビジネスチャットならではの機能を多く利用できます。

また、LINE同様スタンプでのコミュニケーションや「既読」機能に加え、 メンバーの誰が既読で未読なのかを把握できる機能が人気です。

【無料プランの特徴】
・LINEと同じ感覚で操作できるので、すぐに社内に浸透しやすい
・利用可能なユーザー数は100人まで可能
・チャットに招待できる外部のLINE WORKSユーザーは上限が20人
・作成できるグループチャット数は無制限
・音声通話・ビデオ会議は1対1での利用

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5. 仕事の話をもっと楽しく・効率的に「Type Talk」

「type talk」は、2004年に日本で設立されたヌーラボ社が提供している福岡市などの行政も導入しているビジネスチャットツールです。メンション」「いいね」「まとめ」「ボット」機能、 Cacoo/Backlog 連携機能を使って、ちょっとしたアイデアや気づきをみんなで共有することで、業務向上につなげます。

ユーザーは過去のメッセージは10,000件まで閲覧することが可能、ファイルの添付は1GBまで、連携サービスは5社まで、と他ツールの無料プランと同等の機能を利用することが可能な上、type talk最大の特徴は、同社が提供するプロジェクト管理ツール「Backlog(バックログ)との連携ができる、という点です。

type talk上でのチャットでプロジェクト内容の変更や新たなタスクが発生した場合、type talk内からBacklogへのタスク追加が可能。Backlogでプロジェクト進行が更新された場合には、type talkにも通知が表示されるため、複数のツールをここで確認する必要がない点が便利です。

無料プランの場合、使用できるメンバーは10名までのため、小規模プロジェクトに向いています。

【無料プランの特徴】
・1 GB までのファイル添付
・メッセージ数10,000まで検索可能
・サービス連携5つまで対応可能
・デスクトップアプリとモバイルアプリの両方で使用可能
・プロジェクト管理ツール「Backlog(バックログ)との連携も可能

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無料プランを利用して、自社に合うビジネスチャットを見つけましょう

ビジネスチャットツールは、社内でのコミュニケーションや情報交換を効率化することで、業務プロセスの流れをスムーズにするためのツールです。どのビジネスチャットツールも、業務の効率化や、生産性の向上を考えて設計されたものばかりですが、目的やユーザーによって装備されている機能や、製品のこだわりが全く変わってきます。

まずは、自分の会社に合いそうなビジネスチャットツールのアカウントを作り、社内の一部の部署で使ってみるなどしたうえで、最終的に採用するかどうかを決めるのがいいでしょう。

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