特徴的な通話機能を搭載するおすすめビジネスチャット6選

新型コロナウイルス感染拡大防止対策や働き方改革の一環として、オフィスに出社せず、自宅やコワーキングスペースなどオフィス以外の場所で働くテレワーク・リモートワークを実施する企業が急増しています。

通勤が不要になる・オフィスの維持費用を削減できるなどさまざまなメリットがあるテレワークですが、その特性上、対面で毎日会わなくなるため「社内のコミュニケーションが不足しやすい」という課題も抱えています。社内コミュニケーション不足は、社員のモチベーション低下や業務生産性の低下を招くため、企業にとって早急に解決したい課題です。

緊急事態宣言中に慌ててテレワークを導入した企業も多くありました。その場合、あまり社内で検討する時間もなくとりあえず業務に支障が出ないようにと、ビジネスチャットを導入した企業も多いかと思います。

ビジネスチャットには、テキストチャットだけでなく、音声通話やビデオ通話を行う機能もあります。例えば、遠隔地にいる同僚とプロジェクトの進捗状況を話し合ったり、クライアントとプレゼンテーションを行ったりすることができます。これにより、遠隔地にいるチームメンバーや顧客とリアルタイムでコミュニケーションを取ること可能になります。より直接的で効率的なコミュニケーションを実現するために重要な役割を果たすのです。

この記事では、特徴的な通話機能を搭載するおすすめのビジネスチャット6サービスをご紹介します。

(この記事は、2023年3月時点の情報です。)

1. ハドルミーティングでチームの連携力をアップ「Slack」

出典:https://slack.com/intl/ja-jp

Slack Technologies, Incが提供する「Slack」は、日本はもちろん、世界的にも広く認知されているビジネスチャットのパイオニアです。世界150ヵ国以上で利用されているだけでなく、有料プランの利用企業数も16万9,000社以上と多くの国と企業で利用されています。

定型的なアクションやコミュニケーションを自動化してSlackワークスペースのワークフローに変換できるツールが「ワークフロービルダー」です。業務に必要なメンバーを探し出す時間が短縮でき、情報を適切な担当チームへ自動で収集して受け渡すことが可能です。

Slackコールでは、音声や映像を使ってリアルタイムでコミュニケーションできます。チャットをしているメンバーとリアルタイムに音声や映像を使った通話によるコミュニケーションが可能です。離れた場所にいるメンバーとの会話や、会議やミーティングがSlack上で開催可能です。Slackコールで通話できる人数はプランによって異なり、無料プランでは1対1での通話のみ、有料プランでは最大15名で通話することができます。

出典:https://slack.com/intl/ja-jp

ハドルミーティングという機能では、作業しているワークスペースから即座に音声やビデオで話したり、画面共有したりできるため、仕事の効率が高まります。ちょっとしたディスカッションや突発的な共同作業、例えば簡単な質問やブレインストーミング、問題解決、スライドやドキュメントの共同作成に最適な機能です。ビデオ通話、画面の共有、スレッドでのメッセージ送信、楽しい絵文字リアクションといった機能を活用できます。ハドルミーティング中に共有されたリンク、ドキュメント、メッセージは自動的に保存され、後から確認することも可能です。

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2. LINEと同じ使用感で採用面接で使いやすい「LINE WORKS」

出典:https://line.worksmobile.com/jp/

ワークスモバイルジャパン株式会社が提供している「LINE WORK」は、チャットやスタンプはもちろん、掲示板、カレンダー、アドレス帳、アンケートなど、現場で活用できる充実したグループウェア機能を揃えたLINEのビジネス版ビジネスチャットツールです。LINEでお馴染みの使用感を踏襲しているので、どの年代の方もすぐに使いこなせる点が人気のポイントです。

セキュリティにおいてはユーザーの利用履歴をモニタリングできるためリスクを事前に察知し、トラブルが発生したあとの追跡も迅速に行えます。

LINEと同じく「既読」表示機能があります。トークの既読確認では、トークで送信した重要なメッセージを相手が読んだかどうか一目で確認できます。

LINEであればつかえるという学生インターンや20代の社員が多いカジュアルな企業におすすめです。

通話機能は、無料プランでも最大4人が最大60分までウェブ会議が開催できるのが特徴です。また、その他にも写真や動画を共有して、現場の状況を把握が可能なので現地調査や臨店のオンライン化、現場と専門スタッフの支援、面接や面談・研修をオンラインで実施、社員をケア、新人スタッフ向けの研修を複数人ビデオ通話で実施などで活用できます。

出典:https://line.worksmobile.com/jp/

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3. 国産だから安心安全Chatwork Liveで簡単「Chatwork」

出典:https://go.chatwork.com/ja/

Chatworkは、Chatwork株式会社が提供する導入社数38.6万社を超える国産ビジネスチャットツールです。ツールには珍しく既読機能がないので、外部とのやり取りにおすすめです。国産ツールのため、タスク管理機能に優れており、チームでのコラボレーション機能が充実しています。 他の同様のサービスと比較しても、導入費や維持費が安価なのも魅力的です。

また、セキュリティは非常に堅牢です。 送受信できるファイルの容量が無制限になったので、作り込んだ資料や大きなデータの共有が簡単にできます。ビデオ通話で円滑なコミュニケーションも可能なので、リモートワークでもサクサクと利用できます。

大企業や官公庁も導入できるセキュリティ水準で、セキュリティに厳しい銀行でも導入しているので、安心して使えます。日本の企業のため、サポートに相談しやすいというメリットも安心です。

その他にも、iOS、Android両方のアプリに対応しており、多言語対応で日本語含め4言語に対応出来ます。業務効率を高めるAOI連携が可能なので、GmailやTwitter、ジョブカンなどと連携できる機能が人気です。

Chatworkの通話機能(ビデオ/音声通話機能)は、Chatwork Liveを起動させて利用します。Chatwork Liveは、「音声通話」「ビデオ通話」「画面共有」機能の総称です。フリープランは、1対1の通話のみが可能です。ビジネスプラン、エンタープライズプランでは、最大で14名まで通話に参加することができます。グループチャットにいない人は参加できないので注意しましょう。

出典:https://go.chatwork.com/ja/

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4. zoomと連携して通話コストを削減「Tocaro」

出典:https://tocaro.im

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社が提供する「Tocaro(トカロ)」は、組織で働くビジネスマンがより効率的に働くことをサポートすることを目的として自社開発したビジネスチャットツールです。仕事に必要なあらゆる情報を、簡単かつ安全に共有するための様々な機能が満載で、業務の依頼や仕様変更など重要な連絡を見える化して、業務の抜け漏れや遅れを防ぎます。

独自の大量のデータの中から必要なデータを簡単に見つけ出す優れた検索機能が特徴で、検索したいワードを入力すると、メッセージや共有されたファイル全てを検索し、必要な情報を探し出せます。社内で様々なツールを同時に使用していると、必要なデータを見つけるためにツールごとに検索を行わなければいけなくなりますが、一度の操作で横断的に検索できるのは、メッセージ機能とファイル共有機能を一つのサービスで提供しているからです。

金融レベルの高セキュリティが人気の秘訣で、IPアドレス制限・モバイル端末制限・機能制限・ユーザー権限など、多くのセキュリティ機能を組み合わせることで、あらゆるセキュリティ問題・社内ルールの壁を乗り越えて、利便性を損なわずに安全なコミュニケーション環境を構築します。

また、世界中で数十万社が利用するセキュアなファイルストレージサービスBox®︎と強度な連携ができる唯一のツールです。 その他にも、『プロジェクト管理』『リアルタイムチャット』『ワークボード』の3つの特徴的な機能を始め、『ワークフロー』『ファイル共有』『既読管理』『ビデオ通話』『検索』『​​API・連携機能』『アクセス管理』『専用アプリケーション』などを装備しています。

ビデオ会議機能では、すべてのメッセージを一瞬で検索可能です。さらにファイルやタスク、送信時間などあらゆる条件で絞り込みができます。zoomと連携出来るので、TocaroからZoomの会議室をワンクリックで作成し、共有することが可能です。会議用URLの連絡のためにわざわざメールなどで連絡する必要もなくなります。また、アプリ通話のため、通話コストの削減が出来ます。

出典:https://tocaro.im

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5. クリアな音質が特徴で海外でも安心「WowTalk」

出典:https://www.wowtalk.jp

ワウテック株式会社が提供する「WowTalk」は、社内SNS機能や日報機能など、日本の組織で利用することを前提に開発された国産ビジネスチャットです。これまでに1万社以上の利用実績を持ち、「トーク」「共有(タイムライン)」「無料通話」「タスク管理」という基本機能、その他にもメンバーリスト、ファイル送受信、外部サービス連携など機能が充実してます。

中堅〜大企業での組織利用を前提とし、情報統制のための管理機能が充実しています。働く環境を選ばず、いつ・どこにいてもスマートフォンやPCから、メッセージやスタンプ、画像ファイル、ドキュメントファイルなどのやりとりが可能です。

『直感的な操作性』『導入教育いらず』『数万規模の導入実績を誇る安全性』という特徴を持ち、高い満足度を誇ります。 22ヶ国語に対応しているので、国内企業でも海外拠点などグローバルなビジネスでの会話の円滑化、海外の法人への業務依頼やアライアンスを検討している企業の不安軽減につながります。

有事災害の際、社員安否を即座に確認できる「安全確認機能」があるのも特徴です。 既読機能は、トークメンバーが自分の発信したメッセージを確認したかどうか、マークでチェックすることができます。

音声通話機能は、ネット回線が繋がる環境下でなら無料通話が可能です。ビデオ通話も無料で利用でき、ビデオ通話ミーティングや社外にいる社員と急ぎで連絡を撮りたい時に利用しましょう。最大200人までのグループ音声通話が可能なので、リモートワーク中のビデオ会議に便利です。クリアな音質が特徴で、海外でもネット回線が繋がっていればクリアな音質で無料通話が可能です。

出典:https://www.wowtalk.jp

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新しいFace to Faceサービスを確立「direct」

出典:https://direct4b.com/ja/

「direct」は、株式会社L is B(エルイズビー)が提供する国産ビジネスチャットです。現場をお持ちのユーザーのコミュニケーションツールとして、導入企業は3,000社を突破しました。連携する「チャットボット」で現場のRPAとなる業務の自動化・効率化を実現しています。

「現場」にフォーカスしたビジネスチャット、スマホやタブレットで活用できる機能を多数搭載しています。写真に直接指示を書き込める、現場ごとに組織を切り替えながら使うことを前提としたメンバー管理など、直感的でわかりやすい操作性のため、導入教育も必要ないところが強みです。

オプションでは、デジタルサイネージ機能が搭載されていて、スマホやタブレットで簡単にサイネージ配信でき、現場での注意喚起が必要な方々に重宝されています。

国際的セキュリティ認証を多く取得しています。現場では、社外を含めたさまざまな人とのやりとりの中で図面や写真などの機密性の高い重要なデータが送受信されるため、重要なデータの拡散を防止するためダウンロード制限、スクリーンショット制限といったセキュリティ機能を備えています。

通話機能では、音声通話やビデオ通話で、外出先やリモートワーク中でもすぐに連絡がとれます。画面を共有しながらの通話ができるので、資料の説明や商談にも便利です。最大60分の通話で時間を意識したやりとりがおこなえます。1対1はもちろん最大8名での同時通話が可能です。ビデオ通話や画面共有も可能です。例えば、チャットおよびビデオ通話機能は「direct」の標準機能を活用し、面談予約機能を独自に構築した導入企業では、お客さまは「direct」専用チャットボットを利用して質問に答えるだけで面談を予約出来、予約時間にビデオ通話機能で通話が可能です。

出典:https://direct4b.com/ja/

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通話とチャットを効率的に使い分けられるビジネスチャット

ビジネスチャットは、チャット機能と通話機能を搭載しているツールが多く、通話とチャットの使い分けが可能です。チャット機能では、自分のタイミングで情報を伝えることができるため、電話のように相手の状況や都合に合わせる手間がかかりません。リモートワークの気軽なコミュニケーションには最適です。

更に通話機能を使うことで、通話のメリットとされる迅速な対応や声の表情による細かいニュアンスを伝えることも可能です。

ビジネスチャットなら相手とのコミュニケーションだけではなく、情報共有やタスク管理など、業務がスムーズ進む機能が充実しています。リモートワークで社内コミュニケーション不足が課題となる前に、通話機能を装備しているビジネスチャットを導入しましょう。

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