ビジネスチャットツールのセキュリティ対策を徹底比較

現在急速な普及を見せるビジネスチャットとは、会社内の情報共有を効率化するコミュニケーションツールです。個人向けのサービスを使ったことがない人は居ないくらい広く普及したチャットサービスの仕組みや機能を、ビジネス用に応用したものです。

スマートフォンで使用することができるアプリケーションからの連絡や画像登録の手軽さなど、コミュニケーションを活性化させ、業務の効率化を図る機能が特徴です。多様な働き方をする社員間のコミュニケーション促進やノウハウの蓄積などに活用できます。

そんな仕事を支えてくれるツールですが、機密性の高い会社の情報を扱うわけですからいざ社内に導入するとなったら気になるのがセキュリティ面です。今回は各社のビジネスチャットのセキュリティ対策を見ていきましょう。

(記事内の情報は8月11日時点のものです。最新情報は各サイトにてご確認ください。)

1. Tocaro(伊藤忠テクノソリューションズ株式会社)のセキュリティ対策

先端的な暗号化アルゴリズムによってモバイル端末のキャッシュデータからサーバーに保管するログまであらゆるデータは不可逆的に暗号化されています。情報共有におけるグローバルスタンダードの安全性をどのプランのユーザーの方々にも提供しています。

また第三者のセキュリティーパートナー企業による定期的な安全性能監査をクリアし続けていて、伊藤忠テクノソリューションズ (東証1部:4739) の信頼と経験に裏付けされた24時間体制のサポートと合わせて、安心のリアルタイムコラボレーションを常時利用可能です。

Tocaroサービスサイト:https://tocaro.im/

2. Chatwork(Chatwork株式会社)のセキュリティ対策

Chatworkは、大手セキュリティ会社等も登録している国際規格ISO27001(ISMS) 認証・クラウドサービスの提供や利用に対して適用される国際規格ISO27017認証・クラウド上の個人情報保護における国際規格ISO27018、認証を取得。厳格なセキュリティ基準に則って運用をおこなってます。

Chatworkサービスサイト : https://go.chatwork.com/ja/

3. kintone(サイボウズ株式会社)のセキュリティ対策

kintoneでは、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の認証を取得しています。また、ISO/IEC27001, ISO/IEC 27017, CLOUD 715091も取得しています。

kintoneサービスサイト : https://kintone.cybozu.co.jp/

4. LINE WORKS(ワークスモバイルジャパン株式会社)のセキュリティ対策

LINE WORKSのセキュリティは、ISO/IEC 27001、27017、27018 およびSOC2/SOC3(SysTrust)認証を取得しています。

LINE WORKSサービスサイト : https://line.worksmobile.com/jp/

5. InCircle(AI CROSS株式会社)のセキュリティ対策

InCircleでは、経済産業大臣賞の証拠復旧技術を応用したセキュリティを運用しています。

InCircleサービスサイト : https://www.incircle.jp/

6. Microsoft Teams(Microsoft Corporation)のセキュリティ対策

Microsoft Teamsでは、世界中に配置された 3,500 人を超えるセキュリティ エキスパートと、年間 10 億ドルの研究開発投資、そして最新の AI と自動化でセキュリティ運営しています。

Microsoft Teamsサービスサイト : https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/microsoft-teams/group-chat-software

7. Slack(Slack Technologies, Inc)のセキュリティ対策

Slackのセキュリティは、ISO/IEC 27001、27017、27018 およびSOC2/SOC3(SysTrust)認証を取得しています。

Slackサービスサイト :  https://slack.com/intl/ja-jp/

8. ChatLuck(株式会社ネオジャパン)のセキュリティ対策

ChatLuckでは、SSL暗号化、BASIC認証、IPアドレス制限を行います。任意のセキュリティを適用可能です。

ChatLuckサービスサイト : https://www.chatluck.com/

9. WowTalk(ワウテック株式会社)のセキュリティ対策

WowTalkでは、SSL/TSLで通信は完全暗号化し、サーバーストレージはAES-256で暗号化します。ISO27001を取得、ISMS運用しています。 IPアドレスの通信制限、携帯デバイスの端末ID制限を行います。

WowTalkサービスサイト : https://www.wowtalk.jp/

10. Workplace from Facebook(Facebook Inc.)のセキュリティ対策

Workplace from Facebookのセキュリティは、世界基準であるISO27001、ISO27018、SOC2、SOC3の認証を取得。EU-米国間プライバシーシールドフレームワーク、スイス-米国間プライバシーシールドフレームワーク、GDPRに準拠しています。

Workplace from Facebookサービスサイト : https://ja-jp.workplace.com/

11. airy(EDGE株式会社)のセキュリティ対策

airryでは外部委託による年1回の脆弱性診断、情報セキュリティに対する新たな脅威に対する即時対応を行い、プライバシーマーク(10824587(01))も取得済みです。SaaSサービスとして10年以上に渡り事故無くお客様の個人情報を預かった実績があります。また、日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)にも会員企業として参画してます。

airryサービスサイト :  https://airy.net/#gsc.tab=0

12. direct(株式会社L is B )のセキュリティ対策

directのセキュリティはISO/IEC27001:2013(JIS Q 27001:2014)およびISO/IEC27017:2015(JIP‒ISMS517)を取得しています。

directサービスサイト :  https://direct4b.com/ja/

13. eko(Eko Corporation Co. Ltd.)のセキュリティ対策

ekoでは国際的なセキュリティ規格に基づき保管、通信、そして受信されるデータはすべて厳重に暗号化されます。

ekoサービスサイト :  https://enterprise.ekoapp.com/ja/

14. TopicRoom (NTTテクノクロス)のセキュリティ対策

TopicRoomのセキュリティでは、シンクライアント×強制遠隔ロックデータも、通信もすべてが暗号化されます。

TopicRoomサービスサイト :  https://www.topicroom.jp/

15. Cisco Webex Teams(シスコシステムズ合同会社)のセキュリティ対策

Cisco Webex Teamsにおいて、共有、発信、入力される情報は、エンドツーエンドの暗号化により保護されます。権限を持つ管理者がセキュリティポリシーの管理と適用を実施します。

Cisco Webex Teamsサービスサイト :  https://www.webex.com/ja/team-collaboration.html

16. TeamOn(株式会社フレクションコンサルティング)のセキュリティ対策

TeamOnサービスを提供するデータセンターとして、GMOインターネットグループとAmazon Web Services(以降、AWS)を利用しています。GMOとAmazonがもつデータセンター運用の設計、構築、運用のノウハウが詰まったサービスで、非常に高い信頼性とセキュリティを有しています。

TeamOnサービスサイト :  http://teamoncloud.com/ja/

17. Typetalk(株式会社ヌーラボ)のセキュリティ対策

Typetalkは、ISO/IEC27001、ISO/IEC 27017、ISO/IEC 27018を取得しセキュリティ対策にあたっています。

Typetalkサービスサイト : https://www.typetalk.com/ja/

18. Zoho Connect(ゾーホージャパン株式会社)のセキュリティ対策

ZohoConnectでは、セキュリティ目標の明確化と利害関係者のリスク緩和を実現する情報セキュリティ管理システム(ISMS)を導入しています。また、顧客データのセキュリティ、可用性、データの処理、完全性、機密性を確保する厳格なポリシーと手続きを採用しています。

Zoho Connectサービスサイト :  https://www.zoho.com/jp/connect/

19. SONR.(株式会社エクスト)のセキュリティ対策

SONR.では、通信をSSL暗号化し、第三者による閲覧、改ざんを防止します。もっとも信頼性の高いと言われているAWS(Amazon Web Services)を利用しています。また障害が起こりにくく、また発生時の対応にも優れています。バックアップも万全です。

SONR.サービスサイト :  https://guide.sonr.jp/

20. Beat Shuffle(株式会社 Beat Communication)のセキュリティ対策

Beat Shuffleびセキュリティはお客様ごとに個別環境にて構築し、通信内容はSSLによりすべて暗号化し、重要な情報のやり取りも安心です。IPアドレスでのアクセス制限を行うことも可能です。

Beat Shuffleサービスサイト : https://www.beat.co.jp/

21. SMART Message (ネオス株式会社)のセキュリティ対策

SMART Messageでは、金融機関も認める暗号化・ウィルスチェックを実施しています。

SMART Messageサービスサイト : https://lp.smartmessage.jp/

22. TeamViewer(TeamViewer GmbH社)のセキュリティ対策

TeamViewerでは暗号化技術として最高レベルのRSA 2048bit、AES 256bitを採用しています。2要素認証やブロックリスト・許可リストなどの制御によって、最高レベルの安心を提供しています。

Team Viewerサービスサイト :  https://www.teamviewer.com/ja/

23. Cisco Jabber(シスコシステムズ合同会社)のセキュリティ対策

Cisco Jabberでは情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格「ISO/IEC27001:2013」及び「JIS Q27001:2014」の認証を取得しています。

Cisco Jabberサービスサイト : https://www.cisco.com/c/ja_jp/products/unified-communications/jabber/index.html

24. Bitrix24(Bitrix, Inc.)のセキュリティ対策

Bitrix24では、HIPAA, GDPR, ISO 27001, SOC 1/2/3, Directive 95/46/EC and PCI DSS Level 1を採用しています。

Bitrix24サービスサイト : https://www.bitrix24.jp/

導入の際はリスク管理もしっかりと

ITツールを使用していく際にで最も懸念されるのがインシデントです。情報セキュリティは現在企業運営をしていく上で最も気を遣わればならないテーマとなっています。一度重要度の高い情報が漏洩すれば、会社が危機的状況に陥る可能性もあるからです。

是非導入の際は費用の面、機能の面、そしてセキュリティの面から検討されることをおすすめします。リスク管理もしっかり行えば、利便性が高く、生産性の向上が見込めるビジネスツールです!

 

【関連記事】
●ビジネスチャットの試せるトライアル&フリープランを徹底調査
●ビジネスチャット『Tocaro』の使い方徹底解説
●国内で導入が進むビジネスチャットツール一覧(ビジネスチャットツール30選)
●ビジネスチャットの種類をわかりやすく解説
●ビジネスチャットツールの気になる価格を30サービス徹底調査
●ビジネスチャットツールのコミュニケーション機能を徹底比較

ワークプロセスマネジメントプラットフォーム
Tocaro(トカロ)

仕事のあらゆる行動を定量化し、成果につながるプロセスを見える化します。結果、意思決定の柔軟性を高め、チームの生産性を高めることが可能です。さっそくワークプロセスマネジメントプラットフォームのTocaroを使ってみましょう。