おすすめビジネスチャット6サービスを徹底比較

コロナ禍以降、働き方改革が進められより柔軟な働き方が求められています。特に、仕事の生産性向上のために「テレワークの導入」や「ワークスタイルのフレキシブル化(柔軟で融通が利くスタイル)」が推奨されています。そのほかでも、時短勤務、育児休業や介護休業などを取得するケースも増えてきています。

多様化する勤務スタイルによって、情報の共有とタスク管理がより重要になってきました。その流れの中で「ビジネスチャット」を導入している企業が多くなっています。

2021年に株式会社パルケが「コロナ禍前と比べて、会社の売上は変わりましたか?」とアンケートを実施したところ、コロナ禍前に比べ「会社の売上が増えた」と回答した人のうち、71%以上が勤務先でチャットツールを使用していることがわかりました。チャットやウェブ会議などのコミュニケーションツールの導入は、売上向上と共に、会社全体の動きを把握するための”情報収集の場”として役立っているようです。

ビジネスチャットは、気軽な文字でのリアルタイムなやり取りができ、複数人で会話を進めていくことができます。また、タスク管理やビデオ会議の機能があるものもあり、業務の効率化に役立っています。

よくわからないけどなんとなく人気のビジネスチャットを利用しているという方はいませんか?

無料?料金プランは?セキュリティは大丈夫?ビジネスチャットツールの種類が多すぎて困っている方必見です。

この記事では、生産性が向上するビジネスチャットツール6社を比較しながらご紹介していきます。

(情報は2023年4月のものです。詳細は各HPをご覧ください。)

売り上げ向上に繋がるビジネスチャット6サービスを徹底比較

企業の生産性と売り上げが向上するおすすめのビジネスチャットツール6サービスを徹底比較してみました。なんとなく決めたビジネスチャットをまだ利用しつつけている方はぜひ自分に合ったビジネスチャットを見つけましょう。

1.  仕事を完遂させるオールインワンコラボレーションツール「Tocaro」 

出典:https://tocaro.im

伊藤忠テクノソリューションズが提供する「Tocaro」は、仕事のプロセスを可視化しチームの生産性を高める、ただ1つのツールビジネスチャットツールです。

【特徴】
『プロジェクト管理』『リアルタイムチャット』『ワークボード』の3つの特徴的な機能を始め、『ワークフロー』『ファイル共有』『既読管理』『ビデオ通話』『検索』『​​API・連携機能』『アクセス管理』『専用アプリケーション』などを装備しています。メールやチャットのメッセージを送っただけでは、重要な業務の依頼を見落としてしまうことがあります。Tocaroの作業依頼なら、情報共有とタスク管理をまとめることができるので、業務の抜け漏れや遅れを防ぐことが可能です。

チャットやファイル共有の機能だけでなく、タスク管理やさらにワークフローなど、仕事を完遂するために必要な機能をすべて標準で備えています。

【セキュリティ】
世界中で数十万社が利用するセキュアなファイルストレージサービスBox®︎と強度な連携ができる唯一のツールです。。金融機関レベルのセキュリティなので、安心安全で使いやすさを重視する金融・通信・鉄道・航空・教育など、幅広い業界で利用されています。IPアドレス制限・モバイル端末制限・機能制限・ユーザー権限など、多くのセキュリティ機能を組み合わせることで、あらゆるセキュリティ問題・社内ルールの壁を乗り越えて、利便性を損なわずに安全なコミュニケーション環境の構築を目指しています。

企業が求めるすべてのセキュリティ機能を備えていて安心して利用できます。

【タイプ】
クラウド型・オンプレミス型

【導入企業】
株式会社AIR Do、高島屋、立命館大学、メディアリンク株式会社、株式会社昭文社、株式会社アビソルなど

【料金プラン】
スタンダードプラン 800円/ユーザー/月
ビジネスプラン1,000円/ユーザー/月
エンタープライズプラン 要相談
※無料トライアルあり

Tocaroサービスサイト:https://tocaro.im/

⒉誰でもすぐに使える既読文化のパイオニアLINEビジネス版「LINE WORKS」

出典:https://line.worksmobile.com/jp/

ワークスモバイルジャパン株式会社が提供している「LINE WORK」は、チャットやスタンプはもちろん、掲示板、カレンダー、アドレス帳、アンケートなど、現場で活用できる充実したグループウェア機能を揃えたLINEのビジネス版ビジネスチャットツールです。

【特徴】
LINEでお馴染みの使用感を踏襲しているので、どの年代の方もすぐに使いこなせる点が人気のポイントです。LINEと同じく「既読」表示機能があります。トークの既読確認では、トークで送信した重要なメッセージを相手が読んだかどうか一目で確認できます。複数人のトークルームでも「既読」をタップすることで誰が読んで、誰が読んでいないかまで詳細を確認することができます。 掲示板既読確認では、お知らせや情報共有の投稿を誰が読んだか確認することができます。まだ投稿を確認していない未読メンバーがいれば、大事な情報を見落とさないよう再通知することが可能です。

LINEであればつかえるという学生インターンや20代の社員が多いカジュアルな企業におすすめです。

【セキュリティ】
セキュリティは、ユーザーの利用履歴をモニタリングできるためリスクを事前に察知し、トラブルが発生したあとの追跡も迅速に行えます。日本の法令はもちろん国際規格を遵守し、国際認証を取得した高いレベルの情報管理システムでサービスを管理しています。LINE WORKSのデータは、全てセキュリティ専門のエンジニアチームによる24時間365日の体制でモニタリングしているので安心です。

【タイプ】
クラウド型

【導入企業】
明治安田生命、みずほ銀行、テレビ朝日、ゆうちょ銀行、大成建設、千葉大学病院など

【料金プラン】
スタンダード 450円/ユーザー/月(年間契約)
アドバンスト 800円/ユーザー/月(年間契約)
※フリー(はじめてビジネスチャットを利用する会社が無料で100人まで利用できるプラン)

LINE WORKSサービスサイト : https://line.worksmobile.com/jp/

⒊世界シェアNO.1、2,400以上のサービスと連携「Slack」

Slack Technologies, Incが提供する「Slack」は、世界150ヵ国以上で利用されているだけでなく、有料プランの利用企業数も16万9,000社以上と多くの国と企業で利用されているビジネスチャットです。

【特徴】
「チャンネル」という会話、ファイル、ツール、メンバーなどを1か所にまとめて整理することができる機能があり、話題の整理がしやすさが人気の秘訣。チャンネル内で作業をすると、チーム全員が進捗状況や目的を共有できます。2,400種類以上の外部連携が出来、種類が豊富なところが人気です。定型的なアクションやコミュニケーションを自動化してSlackワークスペースのワークフローに変換できるツールが「ワークフロービルダー」です。業務に必要なメンバーを探し出す時間が短縮でき、情報を適切な担当チームへ自動で収集して受け渡すことが可能です。

他社の既読機能とは違い、「〇〇さんが入力しています」と表示する機能があり、相手の対応状況をリアルタイムで把握できるようになっています。チャットは、迅速な情報交換ができるために短いメッセージが相手とのやりとりで交差しがちですが、この機能の「入力中」の表示があれば、相手の返答を待ってから返信でき、スムーズに会話を進められるため人気があります。

【セキュリティ】
SOC 2、SOC 3、ISO/IEC 27001 といった複数のコンプライアンス認定に準拠しており、エンタープライズ級のセキュリティをあらゆる層で提供しています。国際的なコンプライアンス認証を獲得しており、安心です。

【タイプ】
クラウド型

【導入企業】
日経新聞社、JR西日本、パナソニック、三菱重工、ソフトバンクなど

【料金プラン】
プロ      850円(年払いの場合)/ユーザー/月
ビジネスプラン 1600円(年払いの場合)/ユーザー/月
Enterprise Grid 要相談

Slackサービスサイト :  https://slack.com/intl/ja-jp/

⒋最大1万人の大規模な式典もテレビ会議でできる「Microsoft Teams」

出典:: https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/microsoft-teams/group-chat-software

Microsoft Corporationが提供する「Microsoft Teams」は、ユーザーが仕事でもプライベートでも、最も大切なことを達成するのに役立つように設計された生産性向上クラウドで、web会議のみならず、チャットやストレージ、グループ機能などチームとしてのコラボレーションに必要な機能を持っているweb会議システムです。約40もの多言語に対応しているため、国内外でコミュニケーションを取ることが多いユーザーに人気です。

【特徴】
最大の特徴は、Office製品との連携に重点をおいている点になります。業務で利用している人も多いWord、Excel、PowerPoint、SharePointなどOffice系との連携が可能で、チーム内のメンバーで共同編集を行うこともできます。共有のワークスペースにファイルなどをまとめられるので、場所に制限されず仕事をしたり、チームとチャットが行えます。Officeをすでに利用している場合や、会議中以外にもチャットやファイル共有を行いビジネス上のコミュニケーションを活性化します。共有のドキュメントやファイルにいつでもアクセスできるので、時間に縛られずに作成し、共有し、アイデアを交換して一緒に前進を続けることができます。

数人~数十人単位のWeb会議だけでなく、最大1万人が参加できるライブイベントも開催可能です。ストリーミングや倍速再生機能があるため、配信を好きなタイミングで見ることができたり、社外の人に参加してもらうこともできます。社長の講話や全体研修、決算発表会といった大人数が参加するイベントに活用できる機能となっていて、コロナ禍で研修や式典などが難しい中で利用する企業が増えています。

【セキュリティ】
高度なセキュリティおよびコンプライアンス機能を活用する、Microsoft 365 エンタープライズ グレードのクラウド上に構築されているので、世界レベルのセキュリティで安心です。稼働率99.9%保証や返金制度が用意されているほか、24時間体制の電話・webサポートも行っているので、安心して利用することが出来ます。

【タイプ】
クラウド型

【導入企業】
鹿島建設株式会社、経済産業省、国立がん研究センター東病院、JFEスチール株式会社、東日本旅客鉄道株式会社、青山大学初等科など

【料金プラン】
Microsoft Teams  0円
エッセエンシャル 430円/1アカウント/月
ベーシック 650円/1アカウント/月

Microsoft Teamsサービスサイト : https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/microsoft-teams/group-chat-software

⒌現場の声をすぐ反映!建設業に特化したオプション満載「direct」

出典:https://direct4b.com/ja/

「direct」は、株式会社L is B(エルイズビー)が提供する国産ビジネスチャットです。現場をお持ちのユーザーのコミュニケーションツールとして、2023年4月には4,000社以上の企業が導入しています。連携する「チャットボット」で現場のRPAとなる業務の自動化・効率化を実現しています。

【特徴】
現場の声を反映するスピードが速く、9週間ごとに機能が追加され、改修の定期更新が行われます。また、専用のチャットボット開発ツールを無償公開し、完成版のレンタルも行っている点もほかにない特徴でしょう。チャット機能はもちろん、タスク管理機能、ノート機能、ボイスメッセージ機能、位置情報をスタンプ送信機能など、ビジネスで必要な機能を標準搭載しています。
写真に直接指示を書き込める、現場ごとに組織を切り替えながら使うことを前提としたメンバー管理など、直感的でわかりやすい操作性のため、導入教育も必要ないところが強みです。

【セキュリティ】
国際的セキュリティ認証を多く取得済みで、現場では社外を含めたさまざまな人とのやりとりの中で図面や写真などの機密性の高い重要なデータが送受信されるため、重要なデータの拡散を防止するためダウンロード制限、スクリーンショット制限といったセキュリティ機能を備えています。

【タイプ】
クラウド型、オンプレミス型

【導入企業】
株式会社奥村組、医療法人天馬会、西部ガス株式会社、信金中央金庫、株式会社凪スピリッツジャパンなど

【料金プラン】
「ダイレクト 2.0」は、ビジネスチャット「direct」 + 業務アプリ「direct Apps」で利用可能です。
業務アプリ「direct Apps(タスク/スケジュール/掲示板)」は、フリー版有料版あり。

ベーシック(〜10名)  6,000円/月 + 業務アプリ「direct Apps」3,000円
プラス(〜20名)    12,000円/月 + 業務アプリ「direct Apps」6,000円
プレミアム(〜50名)  27,500円/月+ 業務アプリ「direct Apps」15,000円
マックス (〜100名)  50,000円/月+ 業務アプリ「direct Apps」30,000円


directサービスサイト :  https://direct4b.com/ja/

国内No.1の導入数!国産ビジネスチャットツールChatwork」

出典:https://go.chatwork.com/ja/

Chatworkは、Chatwork株式会社が提供する導入社数37.6万社を超える国産ビジネスチャットツールです。ツールには珍しく既読機能がないので、外部とのやり取りにおすすめです。国産ツールのため、タスク管理機能に優れており、チームでのコラボレーション機能が充実しています。

【特徴】
ビジネスコミュニケーションをより円滑にする機能として、チャットやタスク管理、ファイル管理などがあります。いずれも直感的に誰でも簡単に使えるツールということに加え、ユーザー同士なら社内での共有はもちろん、クライアントや社外のスタッフなどプロジェクトチームでスムーズに情報の共有が行えます。他社サービスと連携して通知を集約することができるので、TwitterやGmail、Googleカレンダーなどのサービスの通知をひとつにでき、それぞれをチェックする時間が削減でき、管理も楽になるでしょう。

送受信できるファイルの容量が無制限になったので、作り込んだ資料や大きなデータの共有が簡単にできます。ビデオ通話で円滑なコミュニケーションも可能なので、リモートワークでもサクサクと利用できます。

【セキュリティ】
Chatworkは、KDDI株式会社と業務提携をおこない、セキュリティの強化や大規模組織でも利用できる管理機能を共同開発してセキュリティを強化しています。中小企業から大企業、官公庁まで導入できるセキュリティ水準と管理機能で安心です。

【タイプ】
クラウド型

【導入企業】
大和証券、大日本印刷、マネーフォワード、川崎フロンターレ、GMOインターネット株式会社、ひたち農園、DMM GAMESなど

【Chatworkの価格】
ビジネス 500円/ユーザー/月(年間契約価格)
エンタープライズ 800円/ユーザー/月(年間契約)
※フリープラン有り 利用可能サービス:コンタクト無制限、累計14グループチャット、1対1でのビデオ通話 / 音声通話、2段階認証、5GBストレージ

Chatworkサービスサイト : https://go.chatwork.com/ja/

生産性が高くなる使いやすいビジネスチャットを見つけましょう

以上、最新のおすすめビジネスチャットツールを比較してご紹介してみました。費用対効果の高いシステムを選び、社内外のコミュニュケーションを活性化しや業務の効率化を図りましょう。

まずは、社内でどのような問題があるのか、業務効率化を図りたい目的は何なのかをしっかりと話し合いましょう。仕事で取引する企業が、どのツールを利用しているかも重要です。

ビジネスチャット導入をご検討の方は、是非無料トライアルやフリープランを一度体験してから検討することをおすすめします。

ワークプロセスマネジメントプラットフォーム
Tocaro(トカロ)

仕事のあらゆる行動を定量化し、成果につながるプロセスを見える化します。結果、意思決定の柔軟性を高め、チームの生産性を高めることが可能です。さっそくワークプロセスマネジメントプラットフォームのTocaroを使ってみましょう。