情報収集を効率化する方法と便利な3つのツール

多くの情報に囲まれて生活をすることが日常となっている今日では、情報収集をすることもまた、仕事・私生活を問わず様々な場面で必要になってきます。

とはいえ膨大な情報の中から、自身が必要とする情報のみを抽出することは難しく、その労力に嫌気が差す人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、極力時間や手間をかけない、効率的な情報収集のために、効率化のために意識すべきポイントと実際に役立ちそうなツールをご紹介します

1. 情報収集を効率化するための基本的なポイント

情報の新しさを意識する、ソースを確認する、ある程度の情報量を確保する、等の、信憑性のある情報を獲得するためのポイントは、仕事における情報収集の場では頻繁に意識されることでしょう。

しかし、効率化のためのポイントに関してはどうでしょうか。意識することなく漫然と情報収集を行ってしまっていませんか?情報の波に溺れて何が何だか分からないといった状況に陥ってしまうことは、効率アップを妨げる大きな要因です。

自身の混乱を防ぐために、次の2点を意識してみましょう。

目的を持つ

何か調べ物をするときに、だらだらとサイトを見ているうちに気づいたら何時間も経っていた、という経験はありませんか。それは、最初に目的を決めていないことが原因です。

情報収集をする際には、自分は何のために情報収集するのか、何が分かれば終わりにするのか、を定めましょう。そうすることで、目的を忘れてただ記事を読んでいた……なんてことを防ぐことができます。

整理する

情報を収集しても、それを自分の手で使いこなせなければ意味がありません。そのためには、収集した情報を整理することが必要不可欠です。

例えば、仕事で資料を作成する場合を考えましょう。情報収集しただけで整理をしていないと、いざ資料を作る段階になってどの記事を使えばいいか迷ったり、足りない項目が出てきたりしまいます。

何のために情報収集するか(=目的)を明確にした上で、その目的が果たせるように、自分のパソコンやノートなどに集めた情報を整理してまとめていきましょう。

同時に自分の脳内も整理されるため、知識として定着しやすくなります。

2. 情報収集効率化に役立つツール

次に、インターネットで情報収集をする際に便利なツールをご紹介します。どのツールにも共通する点は、自分から情報を取りに行くのではなく、興味のある情報が勝手に入ってくる仕組みがあることです。

RSSリーダー

RSSリーダーとは、RSSに対応しているサイトを登録しておくと、最新の記事が投稿された時に、メールなどで通知してくれるものです。

ここでは、代表的なRSSリーダーを2つご紹介します。

feedly

世界中で利用されており、とにかく人気の高いRSSリーダー。ただし日本語対応はしておらず全て英語表記であるため、初めてRSSリーダーを使う人は戸惑うかもしれません。

Inoreader

こちらは日本語に対応しています。また後述のGoogleアラートとの連携が無料でできるため、Googleアラートの情報もまとめてInoreaderで見ることが可能。

RSS全体の注意点として、RSSに対応していないサイトは登録できません。また、当然ながら通知が来るのは自身が登録したサイトに関してのみです。自分が知らないサイトを教えてほしい!といったニーズには応えられません。

しかし、自分が読みたいと思ったサイトの更新を自動で知らせてくれるというだけでも十分に、効率がアップに役立つことでしょう。

Googleアラート 

Googleが提供しているGoogleアラートは、自分の興味のあるキーワードを登録すると、そのキーワードに関連する最新の記事をGoogleがピックアップし、通知してくれます。

特定のサイトを登録するRSSリーダーと比べると、広い範囲から多様な情報が得られると言えるでしょう。

しかし、括りの大きいキーワードを登録してしまうと情報が溢れかえってしまうので、検索をかけるときのように絞り込んで登録するようにしましょう。

Googleアラート

キュレーターアプリ

グノシーやsmartnewsといったキュレーターアプリは、検索履歴や閲覧履歴から自分が興味を持ちそうな関連記事を紹介してくれます。

そのため、思いがけず求めていた以上の発展的な情報に出会える可能性があります。また、複数の情報源を確保してこそ、見えてくるトレンドがあるかもしれません。

使えば使うほど、自分になじんだアプリになることでしょう。

グノシー

配信される情報の分野が幅広いことが特徴。

Newspicks

経済ニュースに的を絞ったアプリ。60以上の経済誌を閲覧可能。

smartnews

予めダウンロードしておいた記事を、圏外や飛行機の中などのオフライン環境下で閲覧可能。

キュレーターアプリの注意すべき点は、際限なくあれこれと記事を読んでしまう可能性があること。通勤中に読む等、時間のルールを自分で定めて使用した方が得策です。

情報収集はアウトプットすることが本当のゴール

ここまで、効率化のために意識すべきポイントと実際に役立ちそうなツールをご紹介してきました。

情報収集は、情報を集めて終わりではなく、集めた情報をもとにアウトプットをすることが本当のゴールです。

仕事全体の効率化のためにも、目的を持つ、整理するの2点に注意しながら、効率的な情報収集を行う習慣をつけていきましょう。

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