セキュリティを担保しつつ、引き継ぎにかかる工数を8割削減

セキュリティ機能が充実していること、そして「顔が見える対応」が導入の決め手だったというFXトレード・フィナンシャルの導入事例を紹介します。

FXトレード・フィナンシャル コンプライアンス・ユニット 岡安 洋介氏
FXトレード・フィナンシャル ITソリューション・ユニット モルシェッド モニ氏

Tocaro導入で、セキュリティを担保しつつ、引き継ぎにかかる工数を8割削減したと、岡安氏とモニ氏は語る。

――FXトレード・フィナンシャルの会社概要や事業内容をご紹介ください。

弊社は、2008年10月に「現役為替トレーダーが経営する業界初のFX業者」として、現在の経営陣で発足しました。FX裁量取引・FX自動売買取引・FXバイナリーオプションの3大商品とその付随サービスを提供しております。

――特徴や強みはなんでしょうか。

最大の特徴は、経営者全員が豊富な海外勤務経験があることから、海外関係先とのリレーションシップを駆使して、FX/IT先進国である欧米の先進的かつ最先端のFXシステムを直接日本仕様にて導入するビジネス展開していることです。

なお、一般社団法人金融先物取引業協会ではFX幹事会メンバー、日本ブロックチェーン協会、仮想通貨ビジネス勉強会についても賛助会員、幹事メンバーとして所属しており、積極的にFintechに関わっております。

シフト勤務ゆえ発生する引き継ぎの手間を解消

――導入の経緯/背景を教えてください。

元々会社の中でチャットツールを使用してコミュニケーションを図っていましたが、セキュリティ面での不安があったことから、業務の情報共有という点ではチャット利用を極力避けてきました。

今回の検討では、セキュリティ面で安心できるツールを選択し、チャットで業務の情報共有を行うことで業務効率化することが目的でした。その中でマッチングしたツールがTocaroだったということで導入を決めました。

――Tocaro導入後、それらの不安や課題はどうなりましたか?

まず、セキュリティ面での課題は解消されました。具体的には、アカウント管理/ログ管理/各種制限機能の部分で、弊社の要件を満たすことができました。組織ごとに細かく、アカウントをつなげるか否か管理できる点が非常に気に入っております。

業務効率化という点でも、打ち合わせの議事録の展開やタスクの共有など、情報共有が簡易的に行えるようになり、打ち合わせの回数自体も徐々に減ってきていることを感じています。

弊社特有の悩みではあると思いますが、業務上シフト勤務の部署が多く存在するため、毎日引き継ぎ業務にかなりの時間がかかっておりました。Tocaroを導入してからは、常にTocaroでチームコミュニケーションを図れているため、以前と比べて引き継ぎにかかる工数を8割近く削減できたと実感しています。

チームメンバーの稼働状況を一目で把握

――Tocaroをどういう使い方していますか?

基本的にはプロジェクトごとにグループを作成し、コミュニケーションを図っております。Tocaroの機能の中でかなり有効活用しているのが、「To-Do機能」です。

これはグループごとにTo-Doリストを作り、そのグループのメンバー全員でTo-Doを管理/共有できる機能です。我々は、打ち合わせなどで発生したTo-Doを、すべてTocaroのTo-Doリストに入れることで、チーム内で一人ひとりのTo-Doを共有できています。これによりチームメンバーの稼働状況を一目で把握でき、仕事が振りやすくなりました。

――Tocaroで一番役立つ機能はなんですか?

地味かもしれませんが、「Toメッセージ機能」は非常に役に立つと感じています。自分の話し掛けたい人を指定してメッセージを飛ばせるため、グループのメンバーも「誰が/誰に/何を言っている」かを一目で把握できます。

Tocaroの場合はそれだけでなく、「Toメッセージだけ通知する」といった機能もありますので、なんでもかんでも通知をするのではなく、自分宛てのメッセージだけ知らせてくれます。おかげでチャット特有の通知ストレスはないですね(笑)

ユーザー視点の開発を進めるTocaroの膨らみが楽しみ

――導入するにあたって何か苦労はありましたか?

一度社員向けに説明会を実施しただけで、苦労はあまりなかったです。社内説明会時に心がけたのは、「なぜTocaroにしたのか」理由や背景を社員に伝えたことです。

社内システムの変更というのは、社員にとって受けつけづらいものです。そのため、なぜチャットツールを変更し、なぜTocaroにしたのか、きちんと説明し理解を得ました。現在は、全社員がTocaroを使っており、非常に安心しております。

――数あるチャットツールの中、Tocaroを採用していただいた理由はなんでしょうか?

セキュリティ機能が充実していることはもちろん、もう1つ大きな理由として、「顔が見える対応」だったことです。改修してもらいたいリクエストがあれば、気軽にCTCさんにお伝えしています。

もちろん改修できる部分できない部分ありますが、要望をお伝えすると検討してくれ、ものによってはすぐリリースしてくれます。そういったユーザーに寄り添った開発をしているTocaroの今後の膨らみには非常に期待をしております。

――Tocaroをご検討している方々に一言お願いいたします。

弊社の中では非常に評判が良く、おすすめできるチャットツールです。既存のチャットに少しでも不満を感じているのであればTocaroを使ってみると良いと思います。ぜひCTCさんに連絡してみてください。

株式会社FXトレード・フィナンシャル

設立:2006年6月14日

所在地:東京都港区三田2-11-15 三田川崎ビル4F

事業概要:外国為替証拠金取引仲介業務、インターネット上で行う外国為替取引に関する業務、外国為替の売買・媒介業務、外国為替に関する情報提供サービス

URL:http://www.fxtrade.co.jp/

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