仕事をしていると「プロジェクト管理」と「タスク管理」という似ているけど、違う文脈で使用されている管理手法があります。
今回は、プロジェクト管理とタスク管理の違いについて、それぞれの特徴をお伝えしながら解説をしていきたいと思います。
タスク管理とは何か?
タスクとは、「個人」の仕事を小さい作業や課題に分解したものを指します。例えば、「●●について調査をする」「●●について●●に連絡をする」などと言った作業などがそれに当たります。
このタスクを、洗い出し、優先順位付けを行い、一つずつこなしていくことを「タスク管理」といいます。
タスク管理を行うことによって効率的に仕事を進めることができ、昨今日本企業でも課題として挙げられる生産性の向上を実現することが可能となります。
関連記事:タスク管理とは?タスク管理の4ステップと失敗しないコツ
プロジェクト管理とは何か?
プロジェクトとは、複数のメンバーで決められた成果を出す業務のことを指します。プロジェクトは、目標達成に向けたタスクの集合体ということも出来るかもしれません。
プロジェクト管理は、プロジェクトの成果創出に必要なタスクを洗い出し、優先順位付けをしていくところまでは一緒ですが、それらのタスクに対して担当者を決定し、納期設定をし、確実にそれらのタスクが実行されているかを管理していくものとなります。
プロジェクト管理を実施することによって、各個人の進捗を管理し、遅れが見られる際にはフォローに入ったり、予め困難であることが想定される場合には事前に対策を練って業務に取り掛かることが可能となります。
プロジェクト管理とタスク管理が同時に出来るツール3選
タスク管理とプロジェクト管理が同時に行うことが出来るツールを3つご紹介します。
1.Tocaro
Tocaroは、ワークボードという機能を搭載したツールでこの機能を通じて個人が行うべきタスクを一元管理することが出来ます。また、各個人のタスクはプロジェクトとしても管理することができ、チーム単位での業務効率化も力強くサポートしてくれます。
Tocaroサービスサイト:https://tocaro.im/
2.Trello
Trelloは、タスクがカードとして表示されるUIとなっており、一目で自分自身が行うべきタスクを把握することが出来ます。チームのコラボレーションも得意なツールで、プロジェクトメンバーでタスクを管理しながら業務を進めていくことが可能です。
Trelloサービスサイト:https://trello.com/ja
3.Asana(アサナ)
Asanaは、複数のプロジェクトにまたがったチームメンバーのタスクを管理することが可能で、プロジェクトの全体像やタスクの見える化、納期管理などを助けてくれるツールです。
Asanaサービスサイト:https://asana.com/ja
手法と同時にツールでより効果的に
世の中には、プロジェクト管理手法やタスク管理手法など様々な方法論が語られています。それらを実施する際に、手助けをしてくれるのが今回ご紹介をしたようなプロジェクト管理・タスク管理ツールです。
紙やエクセルなどで実施する方法もありますが、これらのツールはプロジェクト管理やタスク管理をより快適に行うことを目的に提供されているサービスですので、是非自分にあった方法とともに使ってみてください。