業務効率化に繋がるおすすめヘルプデスクソリューション

企業がIT運用の積極的な取り組みを進める中、決して新しい分野ではないヘルプデスク業務ですが、昨今の人手不足やリモートワークの急進を背景にヘルプデスク業務や体制の見直しを行う企業が増加しています。

以前は、社内システムやIT資産(デスクトップPCのみ)も少なかったですが、現在では数多くのシステムがあり、IT資産もタブレットやスマートフォンなどと多様化しています。

システムやIT資産が増えると、問い合わせ内容や障害も多種多様になります。従来のようにユーザー自身が内容に応じた問い合わせ先を探すとなると、複雑すぎて非常に手間がかかるため、解決スピードも遅くなり、業務に大きく影響してしまうことが多くなっています。

ヘルプデスク業務は、スピード対応が大事なのです。しかし、問い合わせ件数の多さやユーザーのITスキルに合わせた電話やメールでの説明が難しいといったことが問題となって、ヘルプデスク担当者の負担を軽減することが企業の課題となりつつあります。

今回の記事では、業務効率化に繋がるヘルプデスクソリューションについてご紹介します。

ヘルプデスクソリューションとは?

ヘルプデスクソリューションのサービス会社は増加中ですが、最近人気になっているのは「AIヘルプデスクソリューション」です。

高機能AIを搭載しているため、“AI“が質問の意味を理解してくれて、検索すればほしい答えが見つかるようになっており、社員と担当者の業務効率を向上することが出来ます。

AIヘルプデスクソリューションとは、ポータルサイトでPCトラブル解決方法や各種手続き方法などの知りたい内容を検索すると、高性能AIにより、的確な回答が得られるソリューションです。

Q&Aの一覧を登録するだけで利用スタートできるため、社内問い合わせ担当者の導入・運用の負担を軽減出来ます。

おすすめのヘルプデスクソリューション

おすすめのヘルプデスクソリューションを提供するサービス会社を2つご紹介します。

1. FUJITSU 「システム運用支援サービス AZSUPPORT ヘルプデスク」

《特徴》
AZSUPPORTヘルプデスクサービスは富士通Japanが運営しています。IT運用ノウハウを詰め込み、お客様のIT環境にマッチした最適なサービスデスク機能がたくさんあります。AZSUPPORTヘルプデスクの一部として、Microsoft 365に特化したヘルプデスクサービス「Microsoft 365 サポートサービス」もおすすめです。インシデント管理に力を入れていて、問合せ内容を全て専用のインシデント管理システムに登録し、確実なインシデント管理を実施しています。

《料金プラン》
要相談

2. NTT データビジネスシステムズ 「AIヘルプデスクソリューション」

《特徴》
AIヘルプデスクソリューションは、NTT データビジネスシステムズが運営しています。「簡単WEB検索」機能は、社員は知りたいことがあったら、ユーザーポータルサイトで手軽に入力・検索が可能。質問・回答一覧の中から、必要と思われる質問を選べば詳細回答が得られます。いつものWEB検索のような使い勝手で、すぐに使いこなせます。検索のヒット率が高いことが人気の秘訣で、思考型AIを搭載しているため、AIが吸収し、問い合わせ内容の意味を解釈して高精度な回答を提示できます。また、回答候補の中で、もっとも的確な回答を「いいねボタン」をクリックしてフィードバックすれば、回答精度がさらに高まるなど、使えば使うほど精度が向上できる仕組みが人気です。

《料金プラン》
要問い合わせ。
※トライアルあり。NTTデータビジネスシステムズが提供しているクラウド上のトライアル環境を活用するため、気軽に行えます。

問い合わせ対応をヘルプデスクソリューションで効率化しましょう

昨今、大企業ではIT関連の社内窓口としてヘルプデスクを設置し、システムを構築する社内SEと業務を分担することが多くなっています。中小企業では、ヘルプデスクと兼業し、限られた人数で全ての業務を分担するケースも少なくありません。

少しでも、業務効率化を目指すためにもヘルプデスクの業務上の問題や課題を解決するための方法=ヘルプデスクソリューションを導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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